THE 現場 「Yorocco Beer (神奈川県逗子市)」

誰かが「ビールに旅させるな」と上手いこと仰ってました。
しかし、自分が旅するということはそれ相応に色んな意味で体力が必要です。
それでもビール好きにとってその好きなビールは飲むことはもちろん、
それが作られている現場にも赴きたくなるのが心情ではないでしょうか。
というわけで自分が訪れたことのある、ビールが造られている現場にお邪魔した体験記を綴る、
THE 現場 シリーズ としてお送りしようかと思います。
今回は小規模醸造所でありながらも着実に知名度を上げつつあるYorocco Beer さんを取り上げます。
「ひっそりとした佇まい」
神奈川県逗子市にあるYorocco Beerさん。
横須賀線逗子駅から鎌倉方面に歩いて10分弱のところにその建物はありました。
知らなければ通り過ぎてしまいそうな一見何の建物なのかわからない外見。
でも壁にはしっかりと「BEER」 そして「BREAD」の文字が。
中に入るとどこか懐かしい感じと臭いを感じました。落ち着きます。
BREADの文字の通りパンも造られています。このパン美味しかった。
「アメリカ輸入のホームブルワー機材で仕込み」
過去に何箇所か醸造現場を拝見してますがここまで小規模なのは初めてで驚きました。
そして一つ印象的だったのは、
ビールを造り上げる道具が、アメリカのホームブルワーで使われている機材で一番大きなものを使用しているということ。
限られたスペースで専用の醗酵室を設けるなど随所に工夫が見られて興味深かったです。
Yoroccoシールもいただきました。
「海が似合うYorocco Beer」
見学後はみんなとYorocco Beer買い込んで逗子海岸へ。
このシンプルなラベルがとても海にマッチしています。
海を眺めながらゆったりといただく至福の時。
IPA、Wheat、Pale Ale どれも美味しい。
正当派な美味さというか造り手の思いを素直に表現しているとビールだなと感じました。
今後のYorocco Beerからますます目が離せません。
追伸:この日ブルワーのkichiseさんの画像が撮れてなかったので残念ながら本人紹介は無しですw
web Yorocco Beer