理想の地ビール

~はじまり~
ベアレンビール 嶌田洋一さんが執筆された、「つなぐビール」を読了しました。
読むまでは何も中身を想像していませんでしたが、読み終える頃には目頭が少し熱くなっていました。
創業から今まで歩んできた道が、書かれている内容からは想像できないほどとても険しいものであったと思います。
幾度にも壁にぶつかり叩きのめされる。
それでも何度でも立ち上がる。立ち上がれたのは氏が持つぶれない軸があったからだと思います。
迷ったときに必ず原点に立ち返り。自分たちを見つめなおす。
失敗を必ず次への糧にする。失敗は次の機会にしか取り返せない。とても心に響きました。
自分の信じる実現したい事を貫き通す。言葉に書くと簡単だけど本当に凄い事だなと。
ベアレンビールは理想の地ビールを実現しようとしています。地域に根ざして地域に貢献する。
そこの人たちの食卓をハッピーにする。自分たちもハッピーになる。
そういう思いが込められたビールは飲んでみると「美味しい」って何も考えずにシンプルにそう言えると思います。
難しいことを考えずにビールを楽しむことが大事。ベアレンビールはそう言っている気がします。
世の中色々な味わいのビールがあって、それが身近になってきてとてもいい時代です。
でも自分は最後はこういうビールに立ち返るんだろうなーって思います。それがベアレンのクラシック。
永遠につないでいって欲しいビールです。
そういえば昨年嶌田さんとベアレンファンの方で飲む機会があったのですが、
今なら色んなこといっぱい聞きたいのにと思ったり。またいつかそんな機会があれば…
ベアレンさん贔屓な内容でしたが嶌田さんが本書にも書かれているように、
お酒を楽しむにはその背景のストーリーも大事ってそれもそう思います。
ではベアレンビールの歴史に思いを馳せながらクラシックをいただくとしますか…
とはいけない今夜は休肝日でした。食卓に並ぶベアレンビールを想像しながら飲める日まで頑張りますか。
誰かの寝息が響く寝室にて
moomeman
~おしまい~
本の〆を真似してみましたw