ブルワー的Hoppy Wind Session Aleの解説

発売から1月近く経ってしまいましたが、ようやく解説を書こうと思います。

たぶんサンディエゴ滞在記を待ってる方が多いかと思うのです。

すみません、次に書きます。

 

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お陰様でけやきひろばでも大好評をいただきましたHoppy Wind Session Aleですが、もちろん、けやきひろば春のビール祭の為に仕込んだビールです。

スペックはこんな感じ。

 

<スタイル>セッション・エール (セッション IPA)

<アルコール度数> 5%

<IBU> 40

<使用ホップ>Saphir、Millennium、NZ Cascade、Citra、Amarillo、SImcoe、Mosaic

 

ホッピッピーでキレキレのWest Coast Style IPAを意識して造ったセッションエールです。

 

セッションエールというのはまだ日本ではあまり馴染みのないジャンルですが、アメリカではとてもメジャー、というよりは流行を経て定着した感のあるスタイルで、だいたいどこのブルワリーでも造っています。

既存のビアスタイルの特徴を残しつつ、アルコール度数を下げドリンカビリティを高めたビールの事です。

Hoppy WIndはセッションIPAですが、例えばセッション・アンバーエールや、セッション・スタウト、なんていうカテゴリももちろんアリな訳です。

特徴は総じて低アルコールでゴクゴク飲めること。

 

ダブルIPAをパイントでパカパカ飲めちゃえる鋼の肝臓を持つ欧米人と違って、日本人の多くはアルコールにあまり強くありません。

これは知識としてはもちろん知っていましたが、サンディエゴに滞在して違いを実感してきました。

本来IPAの特徴には”高いアルコール度数”がありますが、私にとってはこの特徴がむしろややお邪魔。

そして多くの日本人ビールファンにとってもセッションエールは身体に合うビールだと考えていました。

 

自称「日本一α酸の摂取量が多いブルワー」を名乗るほどのホップヘッズな私ですが、お酒にあまり強くない為ホップ摂取の為にIPA4パイント飲んだ日にゃ翌朝起きるのがつらいのです。

そこで大好きなIPAの特徴を残しつつ、二日酔いも回避できるビールを造ろう!と相なったわけです。

ゴクゴク飲めちゃうIPAは初夏にピッタリ。特にそよ風に当たりながら外で飲めたら最高です。

まさに「けやきひろば専用ビール」なのです。

 

お気づきだと思いますがビール名のHoppy Windはビールを注いだ時のホップの香りがそよ風にのってフワ~っと漂うさまをイメージして名づけました。

実は「ホッピーな風」という以外に、ネイティブのスラングだと別の意味がある事が発覚したのですが、それは自分だけが知っている秘密にしたいと思います(笑)

知ってからますますこの名前を好きになりました。

 

すでにお飲み頂けた方も多いかと思いますが、シトラス感満載のアロマとライトでクリアなボディ。

ゴクゴク飲めるドリンカビリティの高さが特徴で、1人で1日6リットル飲んだ猛者もいるとかいないとか。

 

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まぁ6リットルは飲みすぎですが・・・。

この方が現在のところ世界一Hoppy WInd Session Aleを飲んでいる人類です。

造った私より飲んでると思います(笑)

世界一Hoppy WInd Sesson Aleを飲んでいる人類へ会いたい方は下北沢うしとらさんへどうぞ。

会えたらサインをねだってみましょう。

 

さて解説に戻ります。

色もかなりライトでピルスナーの様な黄金色をしています。

一般にカラーが薄いビール、アルコール度数の低いビールは雑味がとても目立ちやすくアラがでやすいため、仕上げに大変神経をつかいます。もちろんHoppy Windも仕込みから仕上げに至るまで、徹底的に雑味を排除するよう注意しました。

この辺りのノウハウはラガーを造り続けている経験が生かされたと思いますが、いかがでしょうか?

 

正に今の季節にピッタリのビールです。

まだまだビアパブさんでオンタップされていますので、是非見かけた際にはご賞味ください。

在庫のある限り定番で繋ぎ続ける!と熱烈支援をして頂いているビアパブさんも何軒か・・・。

渋谷Craftheads 茅ヶ崎ホップマン 下北沢うしとら

 

感想もお待ち致しております。それでは!

 

May 27th, 2013 リミテッドビール

けやきひろば春のビール祭り終了

すでに終了から1週間が経過していますが、今更ながらに更新です。

COEDOのビール、そしてCrafthedsのフードを沢山ご賞味いただき有難う御座いました。

 

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今回も大盛り上がりでしたね。

 

初日はやや荒れた天気だったものの、その後はほとんど晴れ続きで絶好のビール日和だったかと思います。

お陰様で今回も空樽の壁を築くことができました。

 

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一番人気はやはりというか、このイベントの為に仕込んだHoppy Wind Session Aleでした。

そういえばこのビールの解説まだ書いてなかったな。在庫が無くなる前には・・・。

 

ブースシェアをさせていただいたCraftheadsのチリビーンズ、スモークナッツも最終日には完売。

「悔しい!食べられなかった!」という方は渋谷のお店まで。お店でも食べられます。

 

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というわけで、早々に撤収を終えたCraftheadsメンバーとパチリ。次回も宜しく。

 

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イベント翌日のけやきひろば。”兵どもが夢のあと” 状態です。

今回は何リットルのビールが飲まれたのかな。

 

毎度のことながらこのイベント、やはり天気に関しては頭が痛い問題で、けやきひろばの解放感はそのまま悪天候時のリスクに直結なのです。

また今回女性の方は特に、お手洗いでご不便をおかけしたかと思います。そろそろ規模的に限界・・・。

と、いう訳で!秋のビール祭りはついに!さいたまスーパーアリーナ内での開催です!

会場は広くなり、入場は変わらず無料。雨天による中止はなくなります。

屋内での開催は賛否両論あることは重々承知しておりますが、屋内といっても天井は高く、壁もガラス張りで日光も入りますから、解放感はけやきひろばに負けず劣らず。

実際に会場を見て頂いた出展者の方々にも「ここならば」と言っていただけました。

埼玉が誇る「良いイベント」であり続けられるよう頑張りますので、秋も宜しくお願い致します。

May 26th, 2013 イベント

けやきひろば春のビール祭りが始まります

California滞在記は一度お休みして、本日はイベントの告知です。

 

今週末は、そう、埼玉が誇るビールイベント けやきひろば春のビール祭り です!

 

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南は沖縄、北は北海道まで日本全国のブルワリーが大集合するこのイベント。

もちろん我々COEDOも限定ビールを引っ提げて参加しております。

今回もCOEDOはCraftheadsさんとのコラボ出店です。

 

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美味しいチリビーンズやスモークナッツとCOEDOのマリアージュをご堪能あれ。

店長のぐっさんもTransporterでブログ書いてますよ。

 

 

すでにビアパブ様などで開栓されていますが

実はホッピーウィンド・セッションエールはこのイベントの為に仕込んだビール。

「けやきの木の下で、暖かな日差しと、春の風を感じながら飲むビール」がコンセプトです。

ぜひぜひ、けやきひろばでお楽しみください!

 

地元での開催ということもあり、COEDOは第一回からこのイベントに参加しているのですが、ここまで大きなイベントに成長した今、やや感慨深くも感じられます。

もちろん私自身、毎回楽しみにしているのですが、その理由は

 

1、普段あまりお目にかかれない全国のビールが沢山

2、ビアパブやブルワリーがビールに合う絶品料理をご提供

3、出店しているほとんどのブルワリーからブルワーが来ている

 

などなど、挙げればキリがないほど沢山理由はございます。

ブルワーと話が出来る良い機会にもなると思いますので、ぜひ積極的に声をかけてみてください。

 

そして”けやき”直前の全国のブルワー達が発する「仕事が片付かない!」という悲鳴が
「ああ、けやきが始まるな」と感じさせるある種、風物詩のようにもなっております。

もちろん私も今現在「片付かない!」と悲鳴をあげているところです。

 

それでは皆さん、16日~19日はさいたま新都心けやきひろば春のビール祭りでお会いしましょう!

 

May 13th, 2013 イベント

California滞在3日目その2

 

 

Pizza Portで昼食を済ませ、ついにSan Diegoへ到着!

最初の目的地は・・・

 

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ついに来ました!Ballast Point!

Ballast Pointは2つブルワリーを持っていて、こちらのブルワリーは主に定番ビールを造っているプロダクションブルワリーです。

 

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まずはビール片手にブルワリー見学。CEOのJackさんに案内していただきました。

やはりBallast Pointクラスともなると設備も大きいです。

 

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圧巻の野外タンク!4仕込みして満量にするそうです。

タンク上部からドライホッピングする為にエレベーターまでありました。

 

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Ballast Pointの正式な名前はBallast Point Brewing & Spirits

そうSpiritsの名の通り、ラムやジン、ウォッカといった蒸留酒も造っているのです。

これは蒸留器ポットスチルです。

ビールに負けず蒸留酒もとても美味しいです。是非お試しあれ。

 

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アメリカのブルワリーの多くは、ブルワリーに併設のテイスティングルームを持っています。

もちろんBallast Pointにもテイスティングルームがあり、多くのお客さんで賑わっています。

ビールが造られた場所でビールを飲む、極シンプルな事ですが羨ましい環境だと思いました。

 

 

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続いてはこちら、White Labsです。

多くの読者さまは???だと思いますが、こちらはブルワリーではなくイーストメーカーです。

サンディエゴはもちろん、日本のブルワリーでもWhite Labsのイーストは良く使われています。

White LabsはBallast Pointのすぐ近くにあるので見学に来てみたのです。

実はBallast PointとWhite Labsは切っても切れない深い関係があるのですが、それは滞在記を書き終えてから改めてご紹介したいと思います。

 

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イーストメーカーなのですが・・・中はこうなっています。圧巻の30TAP!

もちろんWhite Labsのオリジナルビールを飲む事ができます。

 

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なぜイーストメーカーの工場にタップが?といいますと、非常にユニークというよりはイーストメーカーならではなのですが、こちらでは同じ麦汁を違うイーストで発酵させたビールを飲み比べることが出来るのです。

純粋にイーストの特徴を比べられるので、ブルワーにとっては非常に勉強になります。

今回訪れた時にはイースト違いのBelgian IPAが4種類あったので飲み比べてみました。

う~ん、見事に違う。面白いなぁ。もちろんテイスターではなくパイントで楽しむ事もできます。

 

テイスティング後はラボを見学させていただき、White Labsの方に普段疑問に思っていたことを沢山質問をさせていただきました。大変勉強になりました。

White Labsはいわばイーストベンチャー企業です。そんな素敵な企業が成り立っているのもSan Diego、アメリカクラフトビールシーンの凄さだと感じました。

 

一度ホテルへチェックインし、Jackさんのお宅でのパーティーにへお招きいただきました。

日本で一緒にWest to East IPAを造ったColbyとも再会し、ビールを飲みつつ談笑。

素晴らしい眺めのお宅でございました。うーん、アメリカンドリーム!

 

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パブに移動しさらに飲みます。

こちらのお店はビアパブではなくスポーツバーのようなお店でした。

それでもこのタップ数。もうアメリカではこれが標準なのでしょう。

かなり酔っぱらって3日目終了。いやー飲んだ飲んだ。

いよいよ明日はEast to West IPAの仕込み!

二日酔いを心配しながら今夜もベッドへダイブするのでした。

May 8th, 2013 San Diego

California滞在3日目その1

3日目はついにクラフトビールの聖地San Diegoへ移動。

この日は盛りだくさんだったので2回に分けて書きたいと思います。

 

Long BeachからSan Diegoへの道中、立ち寄ったのはPizza Port Carlsbad!

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Pizza Portはピザ屋兼ブルーパブ。という訳でもちろんビザを頂きます。

 

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サラダとピザのランチセット。ビールはAva’s Pale Ale。

ピザもビールも見事。間違いなく美味しい。

 

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タップリストはこんな感じ。オリジナルビール以外も涎が出るラインナップです。

 

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テイスターでほとんどのビールを試飲させていただいちゃいました。

メモを見ると25種類試飲させていただいたようです。

どれも個性豊かで見事な出来のビールばかりでした。素晴らしい!

 

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食事が済み、設備の見学をさせていただきます。

写真右下に写っているのがヘッドブルワーのMikeさん。ちなみに奥様は日本人です。

 

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ブルーパブですから設備の規模は小さいですが、かなり効率よく使用している印象でした。

ここだけで年間280klも造っているとか!驚異的です。

昨年は48種類も限定ビールを造ったそうですが、今年はすでに24種類造ったそうです。

昨年より多くのビールを造る事が目標とのことです。いやはやアイデアが無限ですね。

 

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CarlsbadのPizza Portはボトルショップも経営しています。

そしてボトルラインナップもすごい!

日本ではお目にかかれないあんなビールやこんなビールがいっぱい!!

 

いやはや濃ゆいランチになりました。

Pizza Portはお店の中にゲーム機が置いてあったり、とてもファンキーな雰囲気。

気取らず、子供連れでビールとピザを楽しむ家族が沢山いました。

こんな雰囲気のお店、最高だなー。

 

その2へ続く。

May 6th, 2013 San Diego

California滞在2日目

 

 

朝起きてニュースを見ているとこんな映像が。

 

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新たなブルワリーがオープンするとよ、というローカルニュースでした。

クラフトビールが文化として根付いているんだな、と実感させられました。

 

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本日はまず、Beachwood Breweryのブルワリー見学。

シンプル&コンパクトながら清掃の行き届いた綺麗な設備。

 

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ブルーパブでもバレルはもう普通に置いてあります。いいなぁ。

 

昼食はBeachwood BBQのすぐ隣のイタリアンレストランへ。

 

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専門店ではない普通のレストランでもこのタップリスト。うーん。

The BrueryのSour in the Ryeを頂きました。すっぱ美味しい。

ちょっと面白かったのは、ワインまでOn TAPされていたこと。

タップから注がれるワインの画が新鮮でした。

 

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続いてスーパーを視察。

普通のスーパーでもこの品揃え!ちなみにこれはごく一部。

この写真の3倍くらいはビールがありました。

日本ではなかなか飲めないAle SmithやLost Abbeyのビールが普通に置いてあるよ!

購入したい欲求に駆られましたが、まだ滞在期間は沢山あるのでグッと我慢。

スーパーというのは日常の食品を購入する場所な訳で、そこにクラフトビールが当たり前のように置いてある状況がとてもうらやましく感じられました。日本もこうなるように頑張らなければ。

 

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続いてマンハッタンビーチのSimmzy’s Pubへ移動しビール!

Firestone WalkerのPivo Pilsをパイントで頂き、その後はフライトで。

料理もビールも文句なしに美味しい。素晴らしいパブでした。

 

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ロングビーチに戻り、さらにパブクロール。

本日の締めはMad River BrewingのSteelhead Extra Pale Ale。

優しい味わいで締めにピッタリ。

今日は飲んだ飲んだ。ホテルに戻り、やっぱりベッドにダイブな2日目でした。

May 4th, 2013 San Diego

California滞在1日目

ようやく書き始めます。

なるべく情報がフレッシュな内に全部書けるよう頑張ります!

 

4月21日0:30分羽田発、ロサンゼルス行きの飛行機で日本を脱出。

学生の頃何度かアジアへは行っているので初海外ではないのですが、英語圏へ行くのは初めて。

英語力はジャンク、チップやマナーも良く分からないので事前に少しお勉強してから出発しましたよ。

 

現地時刻19:00にロサンゼルスへ到着。そのまますぐにロングビーチへ移動。

お腹もすいたし、ビールも飲みたいし、さっそくBeachwood BBQへ!

 

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うーん、すごい賑わい。すでに夜の10時を過ぎているのに沢山の人で賑わっていました。

 

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ビールも垂涎のラインナップ。もちろんブルワリーのオリジナルビールも沢山。

 

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とにかくまずは腹ごしらえ。お勧めのバーガーとNew BelgiumのShift Pale Lagerを。

ビールもバーガーも美味い!そしてデカイ!

 

 

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最初の2杯はパイントで飲みましたが、その後はビアフライトに切り替え。
Beachwood Breweryのオリジナルビールを飲みました。

どのビールも素晴らしい完成度。中でも美味しかったのはHOP VADER BLACK IPA。

キレっキレのWest Coast Style Black IPAでした。

 

 

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お腹もいっぱいになり、すぐ隣のCongregation Ale Houseへ移動。 こちらもすごい熱気。

本日のラストはPort BrewingのMONGO IPA。

もうちょっと飲みたかったけど、二日酔いになってはスケジュールに支障をきたすので我慢我慢。

とはいえ、12時間のフライトでややお疲れ気味。ホテルに戻ってからは即ベッドにダイブなのでした。

これにて初日終了。

May 3rd, 2013 San Diego

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