リミテッドビール

今更ですが逆説的IPAの解説

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ずいぶん久しぶりの更新となってしまいました。

ごめんなさい。

おかげさまで忙しい日々を送っております。

発売から少し時間が経過してしまいましたが、Paradoxical IPAのブルワー視点での解説をさせていただこうと思います。

ビールのスペックは毎度のことですが、公式のリリースをご参照いただくとして

植竹が何を考えてこのビールを造ったのかを解説していきます。

 

社内でも「パラちゃん」と呼ばれ大人気だったビールなのですが、Paradoxical IPAの特徴は何と言っても徹底的に”ドライ”でクリーンなこと。

ドライという表現、ビールではよくつかわれる表現ですがどのような意味かご存知でしょうか?

端的に言えば味わいが後にひかない、キレるビールのことをドライと表現します。

ではどのように造ればドライになるかというと、これは様々な要因があるので一概には言えないのですが

ドライさに関わる大きな要因として残糖度が挙げられます。

これはビール中にどれくらい糖分が残っているかを示す数値なのですが、これが低ければ低いほど甘みの少ないキレる味わいとなり、結果「スープゥアァドラーイ」となるわけです。

 

最初に載せた写真はビールの糖度を測っているところです。

1を指していますが、これは1%を意味します。この時点ではビールの残糖度が1%だったということですね。

実はこれ、まだ発酵中の写真でして、最終的には0.5%まで切れました。

この数値、実はかなり驚異的な数字です。

 

残糖度は酵母、初期糖度、仕込みによって変わります。

酵母は種類によってどれくらいの割合の糖分を食べられるか、能力が違うのです。

おおむね65%から高いもので85%くらいの糖分を食べることができます。この数値を発酵度と呼びます。

 

そして、もう一つ重要なのが初期糖度。

例えば初期糖度10%の麦汁を70%糖分を食べる酵母で醗酵させた場合、3%が残糖となるわけです。

酵母の発酵度は食べる”割合”ですので、極端な話同じ発酵度70%の酵母で初期糖度20%の麦汁を発酵させると、残糖は6%になります。つまり、初期糖度は高ければ高いほど、残糖も高くなるんです。

 

そして酵母には食べられる糖と食べられない糖があります。

仕込みの糖化工程で食べられる等をたくさん作ってあげれば発酵度の高いビールが

食べられない糖をたくさん作ってあげれば発酵度の低いビールとなるわけです。

このあたりは糖化の温度や時間でコントロールします。

これは簡略化したお話で、実際はもうちょい複雑だったり、実情と違ったりするのですが・・・。

 

さて、ではParadoxical IPAのスペックを見てみると・・・

初期糖度 14.5%

残糖度   0.5%

発酵度  96.5%

アメリカの中でも西海岸で作られるWest Coast StyleさらにSan Diego Styleはドライなことが特徴ですが、多くの場合2~3%程度は糖分が残っています。Paradoxicalがいかにドライかご理解いただけると思います。

 

さて、ではなんでこんなにドライなビールを造ったかをご説明しましょう。

そもそもIPAに限らずですが「苦みの強いビールは甘みも強くしてバランスを取る」という定石があります。

甘みと苦みは打ち消しあいますから、まぁ、その定石は一応正しいといえば正しいのですが

そもそもIPAなんて苦いものですら、わざわざその苦みを打ち消さなくても・・・という思いがありました。

そしてもう一つ重要なのは、高い残糖度はドリンカビリティを著しく下げるという特徴があるのです。

がぶがぶ飲めることだけがビールの良さではありませんが、植竹は「ドリンカビリティの高さ」というものを非常に重要視してビールを造っています。これは定番のビールも限定のビールもです。

 

徹底的にドライでクリーンに仕上げ、極限までドリンカビリティを高めたIPAを造ろう!というのがParadoxical IPAの設計思想そしてParadoxical = 逆説的という名前の由来です。

実はもうひとつ「Japanese Style IPAとはなにか?という問いに対する回答」という裏テーマがありました。

日本で好まれるビールの特徴はドライなこと。大手が造っているビールは、基本的にみんなドライな仕上がりです。

米やスターチを使用してボディを軽く仕上げるのがある意味で日本のビールの特徴ともいえます。

これは高温多湿の日本においては非常に自然な流れなはずです。

しかしクラフトビール業界においてはやや状況が違い、あまりドライという概念を取り入れたビールは多くありません。

 

American Style IPAやEnglish Style IPAの特徴はそれぞれの国のホップを使用することですが、日本原産のホップを使えばJapanse Style IPAかというと、ちょっと違和感を感じます。

色々考えてみたのですが、たどり着いたひとつの結論は”ドライ”でした。

どんなIPAがJapanese Styleになるのか、誰が決めるのか分かりませんが、植竹からの一つの提案ということで受け止めていただければ幸いです。

 

ホップはオールドスタイルなものを多く選択しました。

Cascade、Centennial、Chinookなど、ちょっと時代遅れな感じもしてしまうホップたちです。

実際のところ、新しい品種のホップはすごいのです。圧倒的なアロマ、インパクト。

もちろん植竹はこういったホップが大好きなのですが、逆にどうしてもホップの力に頼りがち。

それを断ち切って、ホップのポテンシャルを引き出すというのが今回自身に課した課題でした。

Simcoe、Amarilloも使っていますが、あくまでメインは時代遅れC3兄弟です。

ご感想はどんなもんでしょうか?

 

オフフレーバーをきっちり切る、雑味を拾わないというのは、もはや解説する必要もない植竹イズム。

いつもの通りです。

表記はアルコール度数7%なのですが、実際は7.7%ほどあります。

大人の事情で7%になっているのですが・・・。

それを感じさせずぐいぐい飲めるちょっと危険なIPA。

まだ在庫がございます。どうぞお店でお楽しみください。

 

October 2nd, 2014 リミテッドビール

雪月花発売です

久々の更新になってしまいました。

2月中に復活するつもりが、なんだかバタバタとしている内に3月2週目が終わろうとしています。

まだバタバタが継続中なので定期更新のお約束は出来ないのですが

いくつか下書きも溜まっているので、ぼちぼちアップしていこうと思います。

 

さて、今日は新しいシーズナルビールの御案内です。

 

1

 

ビール名は”雪月花” スタイルはセゾンです。

昨日から出荷が開始されていますので、すでに開栓されているお店もあるかと思います。

スペックはこんな感じです。

 

雪月花 -Setsugekka-   セゾン ABV 4%、IBU16、SRM10

<Malt>

Pilsner, 2row, wheat, Cara Aroma, CarafaSpecial Type3, Acid

<Hop>

Merkur, Saphir, Motueka, Simcoe, Mosaic, Styrian Golding Bobeck

 

さて、セゾンというビアスタイルですが、これがどうにも捉えどころがないスタイルです。

ベルギー発祥のスタイルで、農作業の合間の水分補給のために造られていた云々かんぬん・・・

というのは有名だと思いますが、じゃあ具体的にどんなビールなの?というと一言では説明できないのです。

 

そもそもセゾンというのはフランス語でシーズン、つまり季節のビールという程度の意味しかありません。

農家が各家庭で造っていたものですから原料や造り方もバラバラ。当然味わいも農家によって全く違う訳です。ですからセゾンという呼び方以外にファームハウスエールなんていう呼ばれ方もします。

それから現在ベルギーやアメリカで造られているセゾンも、本来の意味でいうセゾンとはまた違うものです。

有名なセゾン・デュポンやセゾン・レガルなんかは近年造られ始めたもので、アルコールがやや高めなのが特徴。本来セゾンはは農作業の合間の水分補給用のビールですから、3%以下の低アルコールだったようです。

というわけで、なんとも捉えどころのないビアスタイルなのです。

まぁ、造っている人がセゾンだと言えばセゾンになるんです。そんなもんです。

 

スタイルの説明はこの辺にしときましょう。興味がある方はもっと調べてみてください。

で、問題の雪月花がどんなビールかと申しますと、低アルコールでゴクゴクいける、でもしっかりと飲みごたえもあるビールというのが簡単な特徴。

とにかくドリンカブルに仕上げたかったので”too much”を徹底排除し、エステルもホップのアロマも、苦味もボディも、すべて上品なバランスで仕上げています。

とはいえお家芸のホップをぶち込むスタイルは変えてませんので、IPA並みにホップのアロマはありますが。

ま、あまり難しいことを考えず大きなグラスで飲んで頂きたいと思います。

 

さてこのビール、実はコラボレーションビールです。

お相手は元Dieu du Ciel!のヘッドブルワーLuc Bim Lafontaine氏です。

コラボレーションの経緯というほどきちんとしたきっかけはないのですが、ビール造りに対するスタイルが良く似ているので自然と仲良くなり「一緒にビール造ろうぜ!」という話になりました。

植竹もルークもかなりロジカルにビールを造るスタイルです。

 

6

 

こーんな感じで一緒に仕込みをしました。

 

2

 

3

 

 

5

 

 

楽しそうでなによりです。

仕込みだけでなく、その後の状態もこまめにブルワリーにきてチェックしていました。

通常のコラボレーションだと仕込んで終わり、ということも多いのですが雪月花はちゃーんとルーク監修です。

 

そうそう、一番最初に載せた写真に写っている雪月花のラベル。

実は植竹が筆ペンで書いたものです。

カッコイイ毛筆フォントでラベルを造ろうかと思ったら・・・毛筆フォントって高いんですね。

仕方ないので書道経験なんか全くないのに、それっぽくなるように書いてみました。

 

というわけで恐らくこれから各地で開栓されるであろう雪月花。

どうぞガンガン飲んでください!お店の方におかれましては、ガンガン御注文お待ち致しております!

乾杯!

March 8th, 2014 コラボレーション, リミテッドビール

COEDONADO先行開栓です

__

 

 

来週25日月曜日は、いよいよCoronado brewingとCOEDO Breweryの日米コラボレーションビールCOEDONADOの出荷開始です。

沖縄県産サトウキビから作られた黒蜜と、国産大豆が原料のきな粉

さらにシムコーとソラチエースで香り付けをした、非常に複雑で面白い味わいのストロングエールです。

詳しい解説は以前のポストをご参照ください。

 

一般出荷に先立ち、アンテナアメリカさんで開栓イベントを行う事になりました。

11月23日(土)11:00からです。

私も当日はお邪魔してサービングしております。

ぜひ一足お先にCOEDONADOをお楽しみください。

激レアなCoronado Brewingの17th Anniversary Double IPAも飲めるとか!?

 

そしてイベントに来られない方も、来週26日には各地のビアパブで楽しめるはずです!

数量限定の日米コラボレーションビールです。お楽しみください!

 

 

 

 

ちょっとだけ、個人的な連絡。

このビール、和菓子からインスピレーションを得てレシピを書いたんですが

そのお菓子というのは、ご想像通り山梨の名物で有名な○○餅です。

あるきっかけで○○餅を食べたのですが、その時に思い浮かんだレシピです。

そのきっかけを作ってくれた方に感謝。あれがなかったらこのビールは存在しません。

たぶんこのブログを見てくれてると思うのでこの場で御礼。ありがとう。

なんて、ちょっと個人的なお話でした。

 

November 22nd, 2013 イベント, リミテッドビール

COEDO + CORONADO = COEDONADO

お待たせいたしました、情報公開です。

昨年のBallast Pointに続き、今年もサンディエゴのブルワリーとのコラボレーションです。

公式リリースはこちらからどうぞ。West Coasterの記事はこちらです。

 

今回のコラボレーションの経緯ですが、4月にBallast PointとEast to West IPAを仕込む為にサンディエゴを訪れたのがきっかけとなりました。

実は過去のブログで少し書いていたり・・・。こちら

記事の最後に書いてある「面白い事」というのは、つまりコラボレーションの約束でして

CoronadoのShawnに「9月に日本に行くからコラボしようぜ!」と誘われたのです。

もちろん即答で「YES」 こんなに簡単に決まってしまうものなんですね。

 

大まかなビールの解説は公式のリリースをご参照いただくとして

いつも通り、このブログではブルワー視点での解説を書いていきたいと思います。

 

使用したモルト、ホップはこんな感じです。

モルト:2Row、Wheat、Chocolate、Black、Acid

ホップ:Millennium、Merkur、Styrian Golding Bobek、Simcoe、Sorachi Ace

いつものホップ混ぜ混ぜレシピからすると、かなりシンプルです。

しかし!変わった副原料を使用しています。それは・・・

 

__

 

これと

 

あ

 

これ。

 

きな粉と黒蜜です。

どう考えても和菓子の原料ですが、その通りで実は和菓子からインスピレーションを得ました。

「今回のコラボでは何を造ろうかな~」なんて考えている時に、たまたま食べた山梨土産で有名な某和菓子。

たっぷりのきな粉と、濃厚な黒蜜。相性はばっちり。

これらをビールに入れるとどんな味??

さらにアメリカ原産のホップ「シムコー」と日本原産の「ソラチ・エース」をドライホッピングし

柑橘アロマのアメリカ~ンな仕上げにしてみました。

 

先日のKiller B Partyで先行開栓したのですが、お陰様で大好評でした。

多くの方に「スタイルは?」と聞かれたのですが、実ははっきり決まっていません。

一応無理矢理分類するとアメリカン・ストロング・ダークエールあたりに該当するのですが

そもそもスタイルあきりで造った訳ではないので、微妙におさまりが悪い感じです。

ブラックIPAのようでもあり、インペリアルポーターのようでもあり、バーレイワインっぽくもあったり。

ま、スタイルなんてどうでもいいんです。飲んでありのままを楽しんでください!

 

味わいは非常に複雑です。

冷たいうちは柑橘やミントを思わせるホップのアロマがたち、温度が上がるにつれて黒糖や黒麦芽由来の芳ばしい甘い香りが感じられるようになります。

特徴的なホップのアロマと黒蜜が混ざりあった香りはなんとも表現のしようがない、独特のアロマなのですが、どこか”和”を感じる香りになっていると思うのは、私だけかな。

温度変化によって、ホップから黒蜜へ香りの主役が滑らかに変化してゆく様子を楽しんでください。

 

口に含むと軽いロースト感と、しっかりしたクリアな苦味。

キレキレの後味で甘味はあまり感じません。そう、このビール甘くないんです。

きな粉、黒蜜、和菓子などの単語からは甘いビールを連想されるかと思いますが

そんな安易なイメージでは造りません。ひねくれ者なので。

West to East IPAの時の柚子や米のキャラクターと同様、副原料のキャラクターを前面に押し出すということは避けました。探してみると少し顔を覗かせる、それくらいが粋な和の心です。

というわけで、やや高めの温度で召し上がっていただく事をおすすめしています。

温度が上がってからがこのビールの真骨頂。

黒蜜の豊かな風味とホップの苦味のコントラスト。非常に複雑な味わいです。

 

しかし、いつも通り繊細な味のバランスを取るということを心がけて造りました。

雑味、オフフレーバーをしっかりと切るというのもいつも通り。

アルコール度数9.5%となかなかのハイアルコールなのですが、ドリンカビリティは高いです。

お食事と一緒にも楽しめるかと思います。

 

ビールの名前はCOEDONADO

日本語にするとちょっと変な響きですが、ブルワーPeteの発案です。

COEDOとCORONADOどちらもCOで始まってDOで終わる、というところからのアイデアです。

スタイルも不明だし、名前の不思議な感じでピッタリかなと思い、気に入っています。

 

COEDONADOの出荷開始は11月25日を予定しております。

ご案内までもう少しお待ちください。お楽しみに!

 

 

__

 

Thank you Shawn, Peta, Ryan and Coronado crew !

It was a great time, great collaboration!

 

 

最後にこっそり。

実はSan Diegoでもう一度Coronado Brewingとコラボレーションすることが決まっています。

スケジュールはまだ未定ですが。こちらもお楽しみに!

 

 

November 8th, 2013 コラボレーション, リミテッドビール

The 1st Imperial Pilsner 販売開始です

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本日は木曜日ですが、イレギュラーの更新です。

明日11月1日、ついにNorth Island x COEDO コラボレーションビール

“The 1st” Imperial Pilsnerが販売開始となります。

ビールの詳細はこちらこちらこちらをご参照ください。

 

実は先日、一足お先に某所で飲んできたのですが、とっても素敵な仕上がりでした♥

一般的にイメージされるジャーマンホップのアロマとは一線を画すフルーティなアロマ。

雑味を排した綺麗な後味と苦味で、綺麗にまとまっていると思います。

ハイアルコールながら、ドリンカビリティが高いのも素晴らしい。

 

今回のコラボレーション、私にとっても非常に有意義な経験となるものでした。

違う考えや価値観を持つ者同士で、ひとつのものを造り上げるということは

簡単なようで難しく、しかし、だからこそ楽しいものです。

また次回が実現できればな、と思っております。

 

それでは、植竹と堤野さんの汗と涙と愛の結晶をお楽しみください。

あ、私女性大好きですので。そっちの気はないので。一応。

 

“The 1st” Imperial Pilsnerはノースアイランドビールさんからの販売となります。

商品に関するお問い合わせはノースアイランドビールさんへお願致します。

October 31st, 2013 コラボレーション, リミテッドビール

”初めて”尽くしのビールです

__

 

1週間も更新をさぼってすみません。

けやきひろば秋のビール祭りという大イベントが終わって、やっと一息かと思いきや。

休んでなんていられません。そう、来週月曜日は札幌クラフトビアフォレストですよ!

 

そしてそして、このイベントの為に造った

North Island  x  COEDO のコラボレーションビール”The 1st Imperial Pilsner”がついに情報解禁です。

 

スタイルはImperial Pilsner。

ジャーマンホップ、ピルスナーモルト、ジャーマンイーストとピルスナーに使用される原材料だけを使用し

アルコール度数を8.5%まで高め、さらにドライホッピングでアロマを増し増しにしました。

ノースとコエド、お互いに定番で造っているピルスナーをコラボでツイストした結果です。

テイストはクリーンで華やか。正しくインペリアルピルスナーに仕上がっていると思います。

飲んで頂ければ納得していただけるはず。

 

今のところはImperial Pilsnerなんていうスタイルはスタイルガイドラインには載っておりません。

ま、言葉遊びみたいなもんです。

ジャーマンスタイルインペリアルペールラガーとかでもいいのかな。

 

今回のビール”The 1st”の名前の由来は

 

*1st wort(一番麦汁)だけを使用しています

*First Wort Hoppingという方法でホップを投入しています

*ノース、コエド共に初めて造るスタイルのビール

*初めて札幌で開催されるイベント用のビールです

*初めて使用したホップが何種類か

*イーストもノースでは初めて使ったイースト

*ノースは初コラボ、コエドも国内初コラボです

*ノースのヘッドブルワー堤野さんにとっては初めて×××××

*植竹にとっても初めての×××××

*×××が×××で、これは初めての××××

*×××は初×××で、その場で×××なので

*そもそも植竹も堤野さんも初めて××××

 

などなど公表できないことも含めて沢山の”初めて”があるビールなのです。

 

こちらのビール、解禁は10月14日の札幌クラフトビアフォレストです。

私のところにもお問い合わせを沢山いただいているのですが

同じ14日に開催されるコエドビール祭りでは提供されませんので、お間違いなく。

解禁当日に飲みたい方は北海道へGO!まだ宿の手配間に合います!

 

クラフトビアフォレストで飲み干されない限りは外販の予定もあり、とのことです

北海道の猛者達、ある程度手加減して飲んでくださいね。

残念ながら私は当日北海道へは行けないのですが、埼玉からイベントの成功をお祈りしています。

どうか沢山の人がクラフトビールを飲んで楽しい時間を過ごせますように!

 

最後にお知らせです。

The 1stの販売は全てノースアイランドビールさんです。

お問い合わせはノースアイランドビールさんまでお願致します。

October 8th, 2013 コラボレーション, リミテッドビール

インペリアルIPA出荷開始です

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昨日9月26日はインペリアルIPAの出荷初日でした。

早ければもう今日には繋がるお店もあるかと思います。

お陰様で発売日前からたーくさんお問い合わせをいただき

またイベントでも大好評をいただき、ブルワーとして感無量です。

 

大阪麦音フェストでは「普段スーパードライしか飲まない」というおっちゃんが

インペリアルIPAをゴクゴク飲んでいるのを見て、色々と考えさせられました。

 

そんなインペリアルIPA、もちろん10月2日から開催される秋のビール祭りにも持って行きます。

どうぞ会場でもお店でもお楽しみください。

感想もお待ちしてます。

September 27th, 2013 0 comments リミテッドビール

COEDO史上最も濃ゆい。。。

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2013年秋シーズナルビールのご案内です。

 

今回のスタイルはインペリアルIPAです。お待たせしました。
色々な方から「造って」と100回以上言われ続けたスタイルですが、ついに造りました。

 
 

<公式のご案内>

 

深いゴールドの液色、大量のホップによる、みかん、グレープフルーツ、ピーチ、パインを連想させるフルーティなアロマとハチミツ様の甘い香り、ハーブを思わせるスパイシーなアロマが複雑に香り立つ。
10%を越えるハイアルコールと100を越える高いIBUでありながら、それを支えるどっしりとしたモルトのバックボーンと渋みを排したクリーンな苦味により、それを感じさせないスムースな飲み口。
感じられるメインのキャラクターはあくまでホップ。自虐的なまでに大量に使用したホップとハイアルコールにより、苦味、フレーヴァー、アロマ全てから強烈なホップを感じられ、アルコールの暖かな刺激が全てを調和させます。
クラフトビールならではの“エクストリームビール”でありながら繊細な香味のバランスを取るというCOEDOの醸造哲学を踏襲した仕上がりです。

 
 

プロフィールはこんな感じ。

 

アルコール度数 11%
IBU 100+
使用ホップ Saphir、Merkur、Millennium、Simcoe、Citra、Amarillo、Mosaic、Centennial
使用モルト 2Row、Munich

 

相変わらずのホップ混ぜ混ぜっぷりに、シンプルなモルトです。
インペリアルIPAレベルのハイアルコールビールですと糖を使って造ることも多いのですが、個人的なこだわりによって今回はオールモルトで仕込んでいます。

 

アルコール11%はオールモルトで目指せるほぼ限界値のアルコール度数。
なかなかのハイアルコールっぷりですが、それを感じさせない飲みやすさ。
パイントでもごくごくいけてしまう危険な奴です。

 

ホップの使用量は1リットル当り約20gというクレイジーな量。
アルコール度数もホップ濃度もCOEDO史上最高です。

 

とことんエクストリームなスペックでありながら、雑味を徹底的に抑えるという己のスタイルを踏襲し、オフフレーバーの徹底排除、可能な限り雑味を抑える仕上げをしました。
結果クリーンな苦味と強烈ながらも綺麗なアロマが得られたかなと思っています。
インペリアルIPAの様に強烈にホップを効かせたビールは、ただ単に大量のホップを放り込めば良いと思われがちですが、むしろホップが強烈だからこそ、徹底的に雑味を抑えなければとても”飲みにくい”ビールになってしまうのです。
かな~りエレガントな仕上がりで「これで11%!?」と感じるかと思います。

 

ここまで高比重の仕込みはもちろん初めてで想定通り行かない事も多かったのですが、逆にかなりの経験値を得られました。今後に生かせそうなことが沢山です。

 

ブルワリーからの出荷開始は9月26日を予定していますので、最速で27日には飲めると思います。

今回のシーズナルビールも瓶、缶での販売は無し。樽だけですので飲食店さんでお楽しみください。

もちろんけやきひろば秋のビール祭りでもご提供予定です。

そうそう、明日からのジャパンビアフェスティバル横浜でもご提供いたしますのでお楽しみに!

 

乾杯!

September 13th, 2013 リミテッドビール

“北島” とコラボレーション

さて、なんの事でしょう。答えはこちら。

 
 
1

 

北海道クラフトビールの雄 NORTH ISLAND BEERさんとのコラボレーションです。

8月某日仕込みをしに北海道まで行ってきました。

 
 

COEDOはBallast Point以来のコラボレーション、そして国内のブルワリーとは初。

NORTH ISLANDさんは初コラボレーションでのビール造りとなりました。

 
 

3

 
 

見ているだけではなく、ちゃんと身体も動かしてきましたよ。

 
 

2

 
 

Nice Wort !順調順調!

 
 

image4

 
 

ボカしてありますが、レシピはこんな感じ。

 
 

4

 
 

2日間にわたる仕込みが終了し、ブルワーの堤野さん、多賀谷と記念写真。

お疲れ様でした!!

 
 

さて、このビール。ただコラボレーションで造ってきた訳ではないのです。

10月に札幌で初めて開催されるクラフトビールイベントSapporo Craft Beer Forestの為のビールなのです!

イベントの詳細はこちらこちらをご覧ください。

 

実は私は大の北海道好き。

毎年1回は必ず北海道へ行くほどの北海道ラバーです。ちなみに今年はすでに4回行きました。

そんな御縁もあってNORTH ISLAND BEERさんからコラボのお声掛けを頂いたわけです。

初開催のイベントにコラボレーションで絡めるとは光栄の限り。今からイベントが楽しみですね。

 

と、いう訳でビールの詳細はまだもう少しの間秘密です。

良いビール、そして良いイベントになること間違いなしです!続報をお楽しみに!

September 10th, 2013 コラボレーション, リミテッドビール

ブルワー的Hoppy Wind Session Aleの解説

発売から1月近く経ってしまいましたが、ようやく解説を書こうと思います。

たぶんサンディエゴ滞在記を待ってる方が多いかと思うのです。

すみません、次に書きます。

 

__

 

 

お陰様でけやきひろばでも大好評をいただきましたHoppy Wind Session Aleですが、もちろん、けやきひろば春のビール祭の為に仕込んだビールです。

スペックはこんな感じ。

 

<スタイル>セッション・エール (セッション IPA)

<アルコール度数> 5%

<IBU> 40

<使用ホップ>Saphir、Millennium、NZ Cascade、Citra、Amarillo、SImcoe、Mosaic

 

ホッピッピーでキレキレのWest Coast Style IPAを意識して造ったセッションエールです。

 

セッションエールというのはまだ日本ではあまり馴染みのないジャンルですが、アメリカではとてもメジャー、というよりは流行を経て定着した感のあるスタイルで、だいたいどこのブルワリーでも造っています。

既存のビアスタイルの特徴を残しつつ、アルコール度数を下げドリンカビリティを高めたビールの事です。

Hoppy WIndはセッションIPAですが、例えばセッション・アンバーエールや、セッション・スタウト、なんていうカテゴリももちろんアリな訳です。

特徴は総じて低アルコールでゴクゴク飲めること。

 

ダブルIPAをパイントでパカパカ飲めちゃえる鋼の肝臓を持つ欧米人と違って、日本人の多くはアルコールにあまり強くありません。

これは知識としてはもちろん知っていましたが、サンディエゴに滞在して違いを実感してきました。

本来IPAの特徴には”高いアルコール度数”がありますが、私にとってはこの特徴がむしろややお邪魔。

そして多くの日本人ビールファンにとってもセッションエールは身体に合うビールだと考えていました。

 

自称「日本一α酸の摂取量が多いブルワー」を名乗るほどのホップヘッズな私ですが、お酒にあまり強くない為ホップ摂取の為にIPA4パイント飲んだ日にゃ翌朝起きるのがつらいのです。

そこで大好きなIPAの特徴を残しつつ、二日酔いも回避できるビールを造ろう!と相なったわけです。

ゴクゴク飲めちゃうIPAは初夏にピッタリ。特にそよ風に当たりながら外で飲めたら最高です。

まさに「けやきひろば専用ビール」なのです。

 

お気づきだと思いますがビール名のHoppy Windはビールを注いだ時のホップの香りがそよ風にのってフワ~っと漂うさまをイメージして名づけました。

実は「ホッピーな風」という以外に、ネイティブのスラングだと別の意味がある事が発覚したのですが、それは自分だけが知っている秘密にしたいと思います(笑)

知ってからますますこの名前を好きになりました。

 

すでにお飲み頂けた方も多いかと思いますが、シトラス感満載のアロマとライトでクリアなボディ。

ゴクゴク飲めるドリンカビリティの高さが特徴で、1人で1日6リットル飲んだ猛者もいるとかいないとか。

 

6

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まぁ6リットルは飲みすぎですが・・・。

この方が現在のところ世界一Hoppy WInd Session Aleを飲んでいる人類です。

造った私より飲んでると思います(笑)

世界一Hoppy WInd Sesson Aleを飲んでいる人類へ会いたい方は下北沢うしとらさんへどうぞ。

会えたらサインをねだってみましょう。

 

さて解説に戻ります。

色もかなりライトでピルスナーの様な黄金色をしています。

一般にカラーが薄いビール、アルコール度数の低いビールは雑味がとても目立ちやすくアラがでやすいため、仕上げに大変神経をつかいます。もちろんHoppy Windも仕込みから仕上げに至るまで、徹底的に雑味を排除するよう注意しました。

この辺りのノウハウはラガーを造り続けている経験が生かされたと思いますが、いかがでしょうか?

 

正に今の季節にピッタリのビールです。

まだまだビアパブさんでオンタップされていますので、是非見かけた際にはご賞味ください。

在庫のある限り定番で繋ぎ続ける!と熱烈支援をして頂いているビアパブさんも何軒か・・・。

渋谷Craftheads 茅ヶ崎ホップマン 下北沢うしとら

 

感想もお待ち致しております。それでは!

 

May 27th, 2013 リミテッドビール

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