分かりやすい味

新年から約3週間、最近良く聞かれるのは『今年クラフトビールどうなりますかね?』『今後は?』更に『流行りは落ち着いたんですかね?』の言葉が多い。
まずは、今日本では流行ってもいないし落ち着いてもいないと言う事、
日本にもクラフトビールカルチャーが根付く道はまだまだ始まったばかり。
1年を通しても夏の間にビール関連としてクラフトビールはメディア(TV/雑誌/WEB)に毎年でるが
それはビールの中でもひときわバラエティが豊かな『クラフト』なモノとして特集などをしてくれているので
実は大手のラガー、ピルスナー以外のほうが面白いんではないかと言う事をうたってくれていると思いたい(笑)、
読んだ、見た人たちは飲んだ事はないと言う人も多いと思う、いやかなり多いと思います。
そういった人達に対して興味を持つかもしれない様な記事を書いてくれる事についてはありがたいの一言、
僕は1年中特集して欲しいです。
それきっかけで飲めば絶対に違いが分かるしね(笑)

少しそれてしまいましたが結果的には季節限定のTV/記事と言う事だったり
『クラフト』というキーワードが『流行り』?でかたずけられている気がしないでもないかなと、
なのでまだ流行ってないですこれからです!

世間には普通のビールは『ビール=夏』というイメージも少なからずとしてあるかもしれないが、
クラフトビールは違う、季節ごとに色々な種類を出しているし
(例えば夏には飲みやすくて軽いセッションIPA系やフルーツビール、冬にはバーレーワインやバレルエイジド系,ダブルIPAといったハイアルコール類をリリースしている)
で兎に角、種類が多くバラエティが豊でありビールが飲めない人でも楽しめるモノが多いので
一旦このビールにハマるとリピート率が高い。

やはり大量生産は良いのですがピルスナーやラガービールといったメーカーの味の分別が
あまり出来ずらいビールを世の中に出すとやはり一般の人には逆に分かりずらいと思う。
同じに見られるとマーケティングや値段だけのイメージで買う人が多くなるし。

飲んだ瞬間『これは違う!』と言ったビールのほうが
飲んだ人には認知されやすいはずで記憶にも残りやすい。
今後は『こだわりの味』というより『分かりやすい味』の時代にシフトしている事をきずいていかないといけない時代なのかもしれない。
(大手メーカー、流通業者や売り場さん、頑張ってクラフト枠増やして下さい!ストロング系におされていますよ笑)

やはり僕はクラフトファンであり値段はそれ相応の価値があると思っているし、高くても安くてもその価値さえ分かればそれを手に入れたいし
そういったこだわりの時代はもう来ているので少量生産も大量生産もいいが、なにかが違うと思える美味しいビールが飲みたい
ただそれだけなのです。


今後はどうなるか編

January 21st, 2018 TAJI

2018年あけましておめでとうございます、今年もTRANSPORTER BEER MAGAZINEをよろしくお願い致します。

一昨年、昨年あたりから良いも悪いもざわつき始めたアメリカのクラフト市場。
なんだかんだ世界中クラフトの波が押し寄せてきて北欧、東欧、イギリス、ベルギーなどクラフトビールのシェアが増え続け、日本もようやく落ち着いてきたとみるや、今年はBREWPUBやBREWERYなどが10〜20は増えそうな位大盛り上がり、まだまだ上がっていきそうですが市場(流通)がまだ追いついていない状況にどう対処するのか、
日本もクラフトと言う呼び名でなくではなくインディペンデンントとなるのか(ビジネスも業態も含め)楽しみですね。

突然ですがアメリカのクラフトビールは2、3歩先に言ってしまった感じでしょうか!?自分たちのBREWERY規模によりですが大手の流通から身を守るため小規模ほどNEW ENGLAND スタイル( HAZY、 NORTHE EAST STYLEなどなど)を次々と造り、確立してきているのですが
大規模なBREWERYからもイヤーラウンドでHAZY IPAを販売しているところを見るとやはりかなり浸透してきているでしょう。

そこは日本も負けてはいません、Y-MARKET,志賀高原ビールなど昨年から作り始めたBREWERYも多く今年もHAZYな年になることは間違いないでしょう。
そこでビジネスは?どうなるかと言ったところが今の問題点であり、流通に弱い(賞味期限が短い)HAZYなビールは原材料が高いにも関わらず、
通常のビールと同じ値段で販売、造り続けることによりコスト的にかなりキツい事になってくるので、アメリカのように通常のビールより高く売られることでの付加価値を付ける事が望ましい、HAZY系とはそういうビールだと思います。

さて話は変わりよくクラフトビールどうなりますかね?という質問が多く聞かれるのですが、
自分がここ数年で感じてる事は、アメリカでは異常なまでの工場の拡大、投資が増え続け2〜3年に一度パンクした会社が多かった事は間違い、
アメリカでは流通にのれないクラフトなBREWERYは大手に買収する事を望み流通を手に入れようとするその形が多く見られた、
良く言われているのが『大手が小さいクラフト会社をお金の圧力だけで買収する』と言う事、これは大きな間違いであり小さいBREWERYが先を読まずマーケティングもせず投資し続けビールは美味しければ売れると言う理論がそのまま経営難や流通難になってしまった結果と言える、良く何故あんなに売れていたBREWERYが、と言う話など耳に聞くがそれこそが典型的な先見の目という投資の失敗と言えよう。アメリカでは『大手ビール会社の逆襲』が始まっているといえる、あらゆる手を使い、マーケットに送り込み消費者の目に届くところにおかれるであろう。アメリカを中心とした海外からのクラフトビールが日本やアジアへと更に押し寄せてくるのは間違いなく、色々なビールが飲める事が消費者にとってもありがたい事だろう。

では日本のクラフトビール会社はどうか?クラフト市場がまだ開けていない状況の中、BREWERY拡大への投資が始まっている。
クラフトビールが色々な場所で飲める事はありがたいが、ここからが勝負どこ、工場の規模により流通をいかに確保するかが鍵となり、醸造量規模によるビジネスが必須と言える。
美味しいから売れる時代が終わったアメリカ、美味しいだけじゃなく消費者にとって魅力のあるモノを作り続ける事が今のアメリカのクラフトの求められている、そういった事でNE スタイルが発展していっているし、そういったニュースタイルのビールができると言う事はやはりクラフトビールカルチャーはビジネスと民衆によって作られるに違いない。

それを考えても日本でもその状況と余り変わりがないのではないかと思うし、日本では逆にアメリカと違い『クラフトビールの逆襲』が始まるのかもしれない。
大手は相変わらず100人中100人が美味しいというビールを作り続けてるし、あまりクセのないピルスナービールの販売に力を入れている。
そのクセのないビールに各社マーケティング合戦だけでシェアを奪い合っている現状は変わらずであり、クラフトビールに参入してもあまり変わっていない様な気がしないでもない、
はっきり言うとクラフトビールのマーケットにしっかりと投資していかないといけないのではないかと思っている、大手にも2018年はそのあたりは期待したい。

もう主こしか来たいのですがキリが無さそうなので笑
続きを聞きたい人は今度お会いした時に声をかけて下さい。

最後に自分はクラフトビールのファンであり、美味しいビールのファンであります、
美味しいクラフトビールが飲める事を今年も楽しみでしかたがない、
今年もTRANSPORTER BEER MAGAZINEをよろしくお願い致します。
発行人 田嶋 伸浩

January 8th, 2018 TAJI

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