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AMERICAN BEER COLUMN #13 -アメリカ式BBQ伝授編-

TRANSPORTER BEER MAGAZINE No.20(2018)

2022年 11月 14日 10時 03分 投稿 235 Views
今年の夏は梅雨が短かったせいかいつも以上に焦げてしまうかと思うほどの猛暑でしたね。ほんの少し風に秋を感じ始めたら、クラフトビール片手にわいわいがやがやと家族や仲間と語り合える週末BBQ の出番。どうせやるならアメリカ直伝のBBQ をやっちゃいましょう!

チキンの丸焼きも「BBQ ラブ」があれば怖くない!

 アメリカンBBQ に欠かせないのがスパイス。一般的には「BBQラブ」と呼ばれる(LOVE ではなくRUB です・・・笑)スパイスミックスが便利。「スパイスラブ」とも言われます。日本では、通販か、日進ワールドデリカテッセンやナショナル麻布などのスーパーでは入手可能。様々な種類があるのでシチュエーションに合わせて好みのものをチョイス。この「BBQ ラブ」が決まればもう「アメリカンスタイルBBQ の基本」が半分進行したといってもOK !

 食べたいなーと思うお肉を準備しましょう。今回はチキン丸一羽をゲット。もちろん焼いた後に捌く自信がなければ、「手羽元」「胸肉」「もも肉」など最初からカットされた市販のお肉でももちろん問題無し。要するにアメリカンスタイルBBQ は、クラフトビール初心者から上級者までを虜にする「シエラネバダ・ペールエール」のように許容範囲が広いのが魅力です。

Recipe

❶大きめの深めのボウルにチキ ンを入れる。そこにチキンがひた るくらいになるまでアップルサイダーと水を半量ずつ。(写真2) 塩を一掴み。それを冷蔵庫に少 なくとも2時間(理想は3-4時 間以上)入れておく。

冷蔵庫に入らない場合は写真のように氷を入れても可。子供も大好きなポークリブでも同様に可能!

❷アップルサイダーが染み 込んだチキンの水気を切っ て「BBQ ラブ」をしっかりかける!このとき重なってい る部分や中の方までしっかりつけておくことが重要!

❸そのあとはグリルにゴー! はじめにしっかり外側に焼き 色をつけていきます。ここか らはビールタイム。どんな 味に仕上がるのかを語りな がら、また、グリルから漂う スモーキーな香りに包まれる 時間には、スッキリ爽やかな「カールストラウス・オーロラホッピーアリス」がオススメ!口の中はBBQ 準備万端!ここは焦らず、中までじっくり焼いていきます。

リブは火が入ったら、BBQ ソースをつけたあとホイルに包んで蒸し焼き状態にすると柔らかく仕上がります!

 

特別出演:ナガノトレーディング創業者 BBQ 師匠 アンドリュー
ナガノトレーディング所属 BBQ 伝道師兼営業マン 健

 

ビールはアメリカでは21歳から。日本からご渡航予定の20歳の方はご注意を!
大平 朱美
akemi ohira
( 株) ナガノトレーディング 代表取締役
アメリカビール冷蔵管理輸入の パイオニア。
アメリカ食文化情 報発信基地として横浜関内に直 営店Antenna Americaを運営。 カリフォルニア在住。
     

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