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CANNONBALL 2021 にっぽん編 in 青森 – 岩手 – 宮城

今回はなんと日本のブルワリーを巡る旅。 べつに一人じゃなくてもいいんじゃないかと思う、友達と行ったほうが楽しい? この旅を計画する時からのワクワクが止まらず、旅を始めると計画通りにいかないし 行き当たりばったりでいて人との出会いやドキドキを楽しむ。

2022年 11月 14日 10時 01分 投稿 204 Views

DAY3

盛岡から世界へ!

ベアレン醸造所

 15 軒目は『ベアレンビール』。早朝からお忙しいところご対応して頂きました〜。嶌田さん他のスタッフの皆様ありがとうございました。ベアレンの工場見学。見る前から個人的にはベアレンクラッシックのファンであった事からドキドキしていましたが、見てみるとやはり感動〜〜。昔から使っている銅釜など設備が当時からそのままで使われていて今も現役!醸造設備で特に驚いたのがクールシップがあるではないですか。2年前にメイン州のブルワリーで見たものと同じ設備がありました。この設備で1年に数回仕込みをすると言う事を聞いてビックリしたのですが、ベアレンは世界でも数少ない伝統を守る日本のビール会社だと改めて確信。この記事が出る時期にはあのミッケラーとクールシップを使ったビールが販売されています。醸造所には売店も併設されていて朝から買いにくる人もチラホラと居てビックリ。近隣のスーパー等にはビールの配達を行なっているらしくローカルを大事にしているなあと感じました。

 第2工場は少し離れた場所にあるのですが第1工場と違ってハイテクな缶マシンを装備。醸造タンクもオープンファンメーターというのは驚きましたがやはり進化しながらもベアレンらしさを感じられる醸造所。スタッフも若いし新しい事をこれからも仕掛けていく様で今後も楽しみなブランドです。

■ベアレン醸造所

〒020-0061 岩手県盛岡市北山1 丁目3-31

TEL: 019-606-0766

https://www.baerenbier.co.jp/

 

菜園マイクロブルワリー with Kitchen

 ここでしか飲めないビールが沢山あるので必ず行くべし!ベアレンビール直営のブリューパブ!

■菜園マイクロブルワリー with Kitchen

〒020-0024 岩手県盛岡市菜園1 丁目5-10 グリムハウス 1F

TEL: 019-606-0171

 

青森と言えばギャレスのアジト

Be easy brewing /ギャレスのアジト

 弘前に到着!弘前は35 年ぶりくらいに来たのですが当時のイメージと変わっていてモダンな建物が多く明治維新の香りがする雰囲気の町並み。まずは弘前城へいく事に…。実は小、中、高校生の時に城が好きで全国を廻っていたんですよね。今でもですが笑。城内にある大銀杏がどど〜んとどっしりとあって歴史を感じました。タイミングが悪く時間がなかったので外堀から見る事しか出来ませんでしたが城ってやっぱり良いですよね〜。

 ホテルにチェックイン後、16 軒目は『Be easy brewing』。アポ無しにも関わらず大宮さんが対応してくれました。作業中にも関わらずありがとうございました。ギャレスはとある事情で会えなかったので残念でしたが、早速ビールを飲みたーいと思って2階にあるTAP ROOM へ向かったところ、お店はやっているのですがコロナの影響により店内飲食不可と言う事で瓶ビールを購入して持ち帰る事に。1本は次の店にいくまでの間、歩きながら飲んでしまいましたね。がちゃめぎhazy もそうですが全て美味しかったです。

■ Be easy brewing /ギャレスのアジト

〒036-8042 青森県弘前市松ケ枝5 丁目

7-9 2F

TEL:0172-78-1222

https://www.beeasybrewing.com/

 

焼き鳥が食べたい!

とり畔

 ということで、老舗的な雰囲気もある『とり畔』へ。いわゆるアタリなお店でご主人が丁寧に串をさして焼いていました。ここでも瓶ビールを飲みながら塩の焼き鳥を、普段は見ない相撲を見ながらまったりと。

■とり畔

〒036-8193 青森県弘前市新鍛冶町9

TEL:0172-35-1237

 

ビアホールも行ってみた!

チキポービアホール

 弘前らしい?青森らしい?食事も食べたいなと思いチキポービアホールへ。クラフトビールではありませんが瓶ビールに少々つまみを食べ、ゆっくりまったりとしてしまいました。

■チキポービアホール

〒036-8191 青森県弘前市親方町38 2F

TEL:050-5488-1128

 

クラフトビールを飲むだばこごさきなさい

Ripen [Craft Beer & Good Tshirt]

 お腹も満たされてエンジンもかかってきたところでクラフトビール専門店『Ripen』へ。カウンターに3人、4人席が1つと立ちの席があるまとまった良いお店。取り扱っているビールは地元と東北縛りとすばらしい。こういったローカル応援型のビアパブが増えて欲しいなあと…。まずはbe easy brewing の●●●をチョイス、やっぱり良いですねえ。モルトHOP の甘みがたまりません。2 杯目は羽後麦酒のセゾン。BODYは軽いのですがドライでいながらもバランスよくぐびぐび飲めちゃうビール。3杯目は…、このあたりから酔いがかなり廻ってきてます。帰りは記憶が半分しか無いという、お約束のコース。

■ Ripen [Craft Beer & Good Tshirt]

〒036-8192 青森県弘前市鍛冶町11

https://ripen-beer-tshirt.business.site/

 

DAY4

レトロな秘湯!

酸ケ湯温泉

 あれだけ飲んだにもかかわらず二日酔い無しという奇跡的な感じですが、朝から移動開始。まずは山道を抜けて十和田まで行く途中にたまたま迷って到着した『酸ヶ湯温泉』。冬の八甲田は雪のため道が通行止め…、それがラッキーでしたね。温泉に入ろうという事でタオルセットを1000 円で購入し入浴。歴史を感じさせる建物と浴場は心も身体も落ち着かせます。本当はもっとゆっくりしたかったのですが、滞在時間40 分という短さで移動しなくてはならないので、家で楽しもうと…売店で温泉の素を購入。

■酸ケ湯温泉

〒030-0197 青森県青森市荒川南荒川山 国有林小字酸湯沢50

TEL: 017-738-6400

http://www.sukayu.jp/

 

奥入瀬の原流水で仕込むビール!

奥入瀬麦酒館

 身体もあたたかなまま八甲田の大自然を見ながらのドライブ。雪が少し残っている山道を走り続け、17 軒目の『奥入瀬 BREWERY』に到着。レストランは休みでしたが、ラッキなー事にアポ無しにも関わらずブルワーの鈴木さんがたまたま居て対応して頂きました。ここはピルスナーなどのジャーマンスタイルでコンペ等でよく賞を取っている歴史、実力共に素晴らしいところで、昔ながらの銅釜を使いビールを作っているのですが今の時期、仕込みから瓶詰めなどを一人でこなしているという。笑顔が絶えず穏やかな人かと思いきや仕事には厳しいビールの鉄人でした笑。ここまで来たならビール飲みたい!そんな事を思いつつも我慢しつつ、醸造所の隣にある道の駅でピルスナーとIPA を購入。後日飲みましたがこれがまた美味しいんですよね。

■奥入瀬麦酒館

〒034-0301 青森県十和田市奥瀬堰道39-1

TEL: 0176-72-3231

http://www.oirase.or.jp/roman/roman.htm

 

魚介類、お土産何でも揃います!

八戸八食センター

 これでビール欲は満たされましたが、お腹がすいたなーと言う事で八戸にある市場『八食センター』へ行く事に。鮮魚から、レストラン、お土産物からクラフトビールまで何でも揃っているのでまとめて見たい場合はここに来るのが良いですね。時間があまりないのでサバの寿司をテイクアウトで!やっぱりうまいですね新鮮な魚は。

■八戸八食センター

〒039-1161 青森県八戸市河原木神才22-2

TEL: 0178-28-9311

https://www.849net.com/

 

八幡平一の観光スポット

暁ブルワリー八幡平ファクトリー

 八戸を後にして18 軒目は八幡平にある暁ブルワリー。途中、車窓の景色がなんとも広大でいて海外に来ている様な感覚になるぐらい素晴らしく、水と山の力強さを感じられるそんな場所にある醸造所。アポ無しながらもリードブルワーの湯澤さんに色々とお話を伺いました、ありがとうございます。なぜ八幡平の地で造ろうとしたのかと興味があって聞いたのですが、2011年東日本大震災の際に、NPO 法人として支援活動を行った事にさかのぼり、支援活動の折に、岩手全域をくまなく廻った中で「ビールを造るなら美味しい水探し」と考え、岩手山の伏流水の恵みを受けた水の郷、岩手県八幡平に決めたとの事。この大自然を背景に、日本名水百選に選ばれている「金沢清水」の天然水がある事。そして何よりもここ八幡平の風景が気に入ったことが大きな理由だそうです。大自然の中で醸す天然水醸造のオーガニックビールは全部で4種類。その中でも一押しはドラゴンアイ[ スカイ] オーガニックピルスナーですかね。品の良い香り、控えめな炭酸と苦味、甘みは薄く、アルコール度数は4.5% と低めで喉落ちがすこぶる良く、その味わいはとても繊細でしたー。

■暁ブルワリー八幡平ファクトリー

〒028-7302 岩手県八幡平市松尾寄木第1地割474-6

TEL: 0195-78-8994

https://akatsuki-brewery.com/

 

今後も楽しみなブルワリー

BREWBEAST

 どんどん南下します。19 軒目!おつぎは花巻市にあるパンとBREW PUB のお店『BREWBEAST』。2019 年創業と新しめのBREWERY ですが、ヘッドブルワーは前やくらいビールで働いていた畠山さん。アポ無しで行ったのでビックリしていたみたいですが笑。コンパクトな醸造設備でしたが一人で全ての行程をこなしているみたいです、ここにも鉄人がいました笑。ペールエールが特に美味しく今後も楽しみなブルワリー。

■ BREWBEAST / Lit work place

〒025-0092 岩手県花巻市大通り1 丁目7-40

TEL: 0198-41-3049

https://www.instagram.com/litworkplace/

 

人柄が良く出たビール

ズモナ 上閉伊酒造( 株)

 同じく遠野にかまえる、21 軒目は『遠野麦酒ズモナビール』。醸造所の入り口には等身大の坪井さんがお出迎え笑。実物は後から登場と言う事で。今回も色々とお世話になりました。昨年飲んだIBUKI を使ったフレッシュホップが特に好きなんですが、初めてズモナビールを飲んだのは10 年前ぐらいでしょうか。当時からピルスナー、WEIZEN うまいなと思っていましたが今でも変わらず地元のモノを使い丁寧に作っています。坪井さんの人柄が良く出ているビールと言った方が良いかもしれないな。

■ズモナ 上閉伊酒造( 株)

〒028-0501 岩手県遠野市青笹町糠前31地割19-7

TEL: 0198-62-2002

https://kamihei-shuzo.jp/

河童とホップとビールの里

遠野醸造TAPROOM

 20 軒目は、河童や座敷わらしなど言い伝えが残る『民話の里』遠野にある『遠野醸造』。袴田さんと田村さんに色々と案内して頂きました。コンパクトな醸造設備ながら地元の食材やホップなどを使い、綺麗なビールを作っている醸造所。飲みやすいグビグビ系のペールエールやESB は特に逸品、個人的にオススメです。最近はカンニングマシンを購入したとの事で、缶に詰められたビールも販売しているので通販で買うのもいいでしょう。これからも楽しみなブルワリー。

 

■遠野醸造TAPROOM

〒028-0523 岩手県遠野市中央通り10-15

TEL:0198-66-3990

http://tonobrewing.com/

 

人と自然を繋ぐビール!

三陸ブルーイング・カンパニー合同会社

 22 軒目?『三陸ビール』こちらはファントムブルワリーですが大船渡市初のクラフトビール。道の駅やお土産店等で購入可能。おすすめは週末のうみねこと称したベルジャンホワイト。すっきりとしていて飲みやすくフルーティーなビールです

■三陸ビール/三陸ブルーイング・カンパニー合同会社

岩手県大船渡市大船渡町字地ノ森

https://www.sanrikubeer.com/

 

気仙沼の星!黒潮麦酒

BLACK TIDE BREWING

 23 軒目は港町!気仙沼に出来たばかりの復興支援を目的とした『BLACK TIDE BREWERY』。アメリカはポートランドか

らヘッドブルワーのJAMES が夫婦で移住を決め物語は始まる。アシスタントブルワーの立花さんはアメリカで醸造学を学んでオレゴン州フォートジョージで働いた後、コロナの影響で帰国を決めBLACK TIDE のメンバーに。BLACK TIDE のマスコットとも言える丹治さんはまるでプロレスラーの様な人物だが気持ちはやさしく力持ち。新潟のMITSUKE BREWERY で働いていたらしく、JAMES を中心に人が集まってできた醸造所とも言える。気仙沼には魅力的でいて個性的なメンバーが勢揃い。まだ醸造をしてから1 年もたたないが40 種類以上のビールをリリース!ラガー、セゾン、HAZY IPA など幅広く醸造していて特にオススメなのは飲みやすくドリンカブルなHAZY IPA とこれまた飲みやすいラガー!缶ビールでも買えるので気になった方はお試しアーレー。

■ BLACK TIDE BREWING

〒988-0017 宮城県気仙沼市南町3 丁目2-5

https://blacktidebrewing.com/

 

大人が集う社交場

PRISM

 みしおね横町にある『PRISM』。ここでもBLACK TIDE のビールが飲めます。大人が集う社交場とも言える。お店へ行くと毎回刺激が多いです笑。ビールも良いですがカクテルも素晴らしく美味しいので一度お試しアーレー。夜遅くまでやっているのもGOOD ですが個人的にはいつも記憶が無くなっている気がする。

■ PRISM

〒988-0037 宮城県気仙沼市魚市場前4-5みしおね横丁

TEL: 080-2677-2388

https://www.facebook.com/PRISM-2324949917759242/

 

コーヒーもカレーもオススメ!

アンカーコーヒー内湾店

 気仙沼の内湾の施設ムカエルの2階にある『アンカーコーヒー内湾店』。気仙沼に訪れる際には必ずここでコーヒーを飲みながら海を眺める事をしています。なんでか落ち着くんですよねえ、景色もいいのですがやはりコーヒーが美味しいんですよ。因みにカレーもオススメです笑

■アンカーコーヒー内湾店

〒988-0018 宮城県気仙沼市南町海岸1-14ムカエル2 階

TEL: 0226-24-5955

http://anchor2fullsail.shop-pro.jp/

 

港町のランドマーク

男山本店

 こちらも内湾地区にある『男山本店』。建物が震災で流されてしまったのですが奇跡的に残った3階部分の外壁と屋根だけが残されて今回、震災前と同じお店を復元したと言う歴史的な建造物。気仙沼と言えば男山というぐらい老舗の酒蔵なんですが、男山と言えばやはり蒼の日本酒『蒼天伝』ではないでしょうか。僕も実はこれにはハマっていてそのまま飲むのが勿論美味しいのですが、これは…邪道かもしれませんがハイボールみたいに炭酸で割って飲むのも好きです。また最近はBLACK TIDE と日本酒HAZY でコラボしたりと伝統的でいて革命的とも言える酒蔵なので、クラフトビール好きな人も試してみて下さいー。

■男山本店

〒988-0013 宮城県気仙沼市入沢3-8

TEL: 0226-24-8088

https://www.kesennuma.co.jp/