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BREWDOGの破綻

現在、クラフトビール業界では『BREWDOG』の話題が多いのですが客観的に見た視点と実際に起きた事の2つの視点から2回に分けてレポートしたいと思います。

れが正解か正解でないかはあなたの受け取り方次第です。 まず、結論から言うと。 『BREWDOG』は完全に“突然破産”したわけではなく、 数年間の赤字・急拡大・ブランド問題などが重なり、2026年に実質的な経営破綻(管財・売却)になりました。

2026年には会社はアメリカ企業に約3300万ポンドで売却され、多くの店舗が閉鎖されアナウンスもされました。

BREWDOGが破綻した主な理由

①5年以上の赤字 2019年以降ほぼ継続して赤字でした。 2024年:約 3660万ポンドの損失 5年間合計:約 1.48億ポンドの損失 つまり 売上は大きいのに利益が出ない構造になっていました。

② 店舗・海外展開を広げすぎた BREWDOGは世界中に拡大しました、ヨーロッパ、北米、南米、アジアと各地にTAP ROOM(飲食店)、醸造所を作ったのです。 バー・パブ 70店舗以上 醸造所:英国・アメリカ・ドイツ・オーストラリア しかしクラフトビールの広がりの鈍化 + コスト増で 店舗ビジネスが赤字になりました。

③ 借金と金利 会社は資金繰りのために借入を増やしました。 高金利ローン 最大18% 利払い 年間1700万ポンド これがキャッシュを圧迫しました。

④ クラフトビール市場の減速 2010年代はクラフトビールの黄金期でしたが 市場成長が停止 競合ブルワリー増加 スーパーの低価格クラフト これらで利益率が落ちました。

⑤ ブランド問題(かなり大きい) 創業者の経営スタイルが問題になりました。 元社員300人以上が「恐怖文化」と批判 セクハラ・パワハラ問題 B Corp認証取り消し これでブランドイメージが傷つきました。

BREWDOGは最終的にどうなったか?

quotation:https://www.bbc.com/news/articles/cgmw0mmxpjlo

2026年

経営破綻 → 管財手続き • 米企業が買収(£33M)

 38店舗閉鎖 • 約500人解雇 そして クラウドファンディング投資家(7万人以上)はほぼ全損と言われています。 ビール業界の人から見る本当の原因 ブルワリー業界ではよく言われるのはこれです。

「ビール会社なのに飲食会社になりすぎた」 うまくいっていた時の構造 ビール → 流通 → 利益 など経営もシンプル 徐々に衰退していった時の構造 バー ホテル 蒸留酒 エンタメ施設 海外工場 など経営が複雑 失敗した理由(重要) 成功した戦略が 後半で逆に弱点になりました。

店舗拡大しすぎ 借金増えすぎ ブランド炎上 つまり スタートアップ型の会社が大企業になれなかった。 というだけですのでこのような例のクラフトビール会社はまだ日本にありませんが今後このような会社が出てくるかもしれませんね。   伸浩