
ラガースタイルが増えているのかは、理由がある。
なぜラガースタイルのビールが市場で増えてきているのか?検証してみました。
信じるか信じないかはあなたの受け取り方次第です。
アメリカでクラフトビール=IPA中心だった流れが変わり、ラガーが増えているのはかなり明確な理由があります。
単なる流行ではなく、市場構造の変化と言えるでしょう。

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はじめに結論から言うと 「ホップに疲れた消費者」と「成熟した市場」がラガーを選んでいる ということです。
なぜ? ラガーが増えたのか検証

① IPA疲れ 長年アメリカは ヘイジーIPA 高アルコール(7〜10%) 強烈なホップ が主流でした。が 飲み手がこう感じ始めた 「重い」 「何杯も飲めない」 「毎日は無理」 その結果、軽くて飲みやすいラガーへ回帰
② “長い時間飲めるか?セッション性”の重視 今のトレンドは Sessionability(何杯も飲めるか) ラガーは: アルコール低め(4〜5%) 炭酸が爽やか 後味がクリーン 飲むシチュエーションとしては 家・バー・イベント・スポーツ観戦で強い
③クラフト市場の成熟 クラフト初期は「個性とバラエティー」 現在は「完成度=評価」に重きをおかれている傾向が強い ラガーは実は醸造が難しいスタイル ごまかしが効かない 技術力がそのまま味に出る つまりクラフト ブルワリーの実力勝負の時代に突入したと言うことです。
④若者のアルコール離れ Z世代は: 強い酒を避ける 健康志向 翌日重視 結果、ラガーはちょうどいい

醸造するのが一番難しいビールがラガースタイル
⑤大手との差別化の再定義
昔: 「ラガー=大手ビール(薄い)」
今:クラフトビール会社が作ると 高品質ラガー 濃厚ラガー ホップ効かせたラガー 新ジャンルに進化したと言える
⑥タップルーム経営との相性 今の主戦場は直営店(Taproom)に移行している。 ラガーは 回転が早い 誰でも飲める リピートされやすい 結果、売上効率が良い
⑦コストと経営の現実
IPAは: ホップ大量 → コスト高
ラガーは: 原料コスト安定 利益出しやすい
最終的には、不況時に強い まとめてみると 昔は
「強くて派手、個性が強いビール」=IPA,HAZYIPA
現在は「軽くて、何杯も飲めて、少し違う日常に溶け込むビール」=ラガー
日本でもラガースタイルは流行するのか?
ラガースタイルは簡単そうに見えて醸造するのが一番難しいビールである。
理由は発酵管理がシビア 雑味が隠せない 設備差が出る これらのハードルを
乗り越えて日本でも品質の良いクラフトラガーが増えるのを楽しみにしています。
伸浩

