
主役から“定番の1ジャンル”になった HAZY IPA
アメリカの HAZY IPAの市場は現在どうなっているのか?検証をしたいと思います。
『信じるか信じないかはあなたの捉え方』次第です。
HAZY IPA(ニューイングランドIPA)市場は一言でいうと 「主役から“定番の1ジャンル”となりました」
つまり熱狂的なブームは終わったが、定番としてまだまだ人気なわけです。
現在のHAZY IPA市場(2025〜2026)
① まだ売れているが“ピークは過ぎた” HAZY IPAは依然としてクラフトの主力カテゴリーの一つ フルーティーで飲みやすい特徴は今も支持されている
ただし 成長は鈍化(=成熟)
② 「ヘイズ疲れ」がおきている 消費者のリアルな変化 約35%が「以前よりIPAを選ばない」 HAZY IPAを“頻繁に選ぶ人”は15%程度しかいない つまり、好きだけど毎回は飲まない人が増えた。 理由はいくつかありそうです。

③重い(濁り・タンパク質) 何杯も飲めない お腹にたまる 甘く感じる 長時間楽しめない
④ IPAの中での立ち位置が変化 以前は HAZY IPA = トレンドの中心 今は IPAの「一つの選択肢」 しかもここが重要です。
ウエストコーストIPA復活 ラガー台頭 今までのHAZY IPAの “独占状態”が崩れた
HAZY IPA は今だに無双、但し競争激化
④ フルーティー路線はむしろ強化 シトラ、モザイクなどのトロピカル・ジューシーなホップは引き続き人気 つまり「味」は勝っているが「濁りスタイル」が飽きられたのではないか?と推測。
⑤ ノンアル×HAZYが新成長 ここ2、3年は ノンアルHAZY IPAが急成長
検索トレンドも大幅増加(+100%以上)
健康志向 今売れているノンアルビール会社 1位:Athletic Brewing Company 2位:Heineken(Heineken 0.0) 3位:Anheuser-Busch InBev (Bud Zero)

⑥ パッケージ戦略で強めている HAZY IPAは12本パックなどで主力商品化されている つまり、“回転商品”としてはまだ強い 結論から言うと 今のHAZY IPAのポジションは 以前「これ作れば売れる 最強状態(無双)」
今「定番の一角(競争激しい)」 業界の本音
今のアメリカのブルワーはこう考えてます HAZY IPAは外せない でもそれだけでは絶対に勝てない 必須なスタイルだが差別化にならない
ビジネス的にどう見るべきか?
1、 軽いHAZY(低アル・ドライ) → 重さ問題を解決
2、 食事対応HAZY(苦味・甘さ調整) → 従来の弱点を克服
3、ローカル限定・鮮度特化 → 大手と差別化
注意しなければいけない点 HAZY IPAは今「簡単に売れる商品」ではない
HAZY IPAはブームから定番へのトレンド
理由: 競合が多すぎる
クラフトビール消費者が飽きている 個性に差が出にくい アメリカ市場のリアル、HAZY IPAは “ブーム”から“定番”へ変わった これらをふまえると熱狂的なHazy IPAフィーバーは終焉を迎え普通の『定番商品』としてのHAZY IPAに変化したようです。
現在はWest Cost IPAが復活している傾向があり、次なるヒット商品は何か?これからも楽しみですね
Just taking a moment to look back 伸浩
