写真提供:PDX

クラフトビール国内の旅編 次の目的地はポートランド? 行き先は渋谷?

編集長の田嶋が紹介する 海外の旅がとても人気が高く、その人気にあやかろうとする国内版旅の連載(不定期)です。

田嶋はこのように書いてます

「ブルワリーを目的地として訪れる人が増えている。」

それはPUBも同様で、「今日はチェコスタイルの気分」、「今宵はがっつりドイツビール。そんな世界各地のビールが楽しめる環境が今の日本にはあります今回の旅の目的地はポートランド東京の渋谷にある最もポートランドを満喫できるPUBに向かいます。

渋谷にあるPDX TAPROOMはポートランドのブルワリーのビールを扱っているお店です

写真提供:PDX

先ずは オーナーの平松さんにポートランドとの出会いを尋ねた

初めてポートランドを訪れたのはいつですか?

高校3年生の時に留学で渡米したのが初めてのポートランドでした

初めてのクラフトビール体験も もしかしてポートランドですか?

はい クラフトビールを初めて口にしたのもこの街”ポートランドです

大学卒業後は、ポートランドに本社を置くアウトドアメーカーの日本法人に就職。その後も業務、プライベートに関係なく、年に1度は渡米。プレスイベントなどで、オレゴン州のクラフトビールを扱ううちに、ブルワーや卸業者などビール業界人のネットワークが形成されていった。「大好きなポートランドのビールを通じて、街のライフスタイルを伝えたい」という思いから、飲食店を出そうと決意。PDX TAPROOM開店に至った

店名の〈PDX〉とはポートランド国際空港の3レターコード(IATA空港コードで、つまり「PDX=オレゴン州ポートランド」を著している。

平松さんは続ける

PDX TAPROOMにも、ポートランドで過ごした思い出をたどるように訪れる方が少なくありません。

留学時代の友人との再会を懐かしむ方、

駐在時代によく通ったブルワリーの話に花を咲かせる方。

そして、これからポートランドを訪れる前に、現地で飲みたいビールを探したり、ビール文化を「予習」したりするために来店される方もいらっしゃいます。

そんなふうに、ビールを通じて人と人をつなぎ、旅の思い出を呼び起こしてくれるのも、ポートランドという街の魅力のひとつです。

現在、日本からの直行便はありませんが、シアトルやバンクーバーを経由して訪れることができます。少し足を延ばしてでも訪れたい、そんな魅力を持つビールの街です。

近年のアメリカでは、IPAだけでなくラガーやピルスナー、ハードサイダーなど多様なスタイルが人気を集めています。また、業界再編やブルワリーの閉鎖など、クラフトビールシーンは大きな変化の時代を迎えています。

そんな中でも、変わらず高い評価を受け、多くのファンに愛され続けているブルワリーがあります。

今回は、平松さんが 選んだPDX TAPROOMでも人気の高い」、オレゴンを代表する5つのブルワリーをご紹介します。

まず外せないのがBreakside Breweryです。

今やポートランドを代表するブルワリーの一つであり、多数の受賞歴を誇ります。特にIPAの完成度は群を抜いており、「ポートランドのIPAを飲むならまずBreakside」と言っても過言ではありません。

代表作のBreakside IPAは、グラスに注いだ瞬間からホップの華やかな香りが立ち上ります。柑橘やトロピカルフルーツを思わせるアロマと、しっかりした苦味のバランスが絶妙で、多くのクラフトビールファンを魅了してきました。

その人気を受けて、新たな定番IPAとして誕生したのがWanderlust IPAです。こちらも瞬く間に人気商品となり、現在ではBreakside IPAと並ぶ“二枚看板”として、多くのファンに愛されています。

WANDERLUST IPA

ポートランドらしさという点で忘れてはならないのがHopworks Breweryです。

サステナビリティ(持続可能性)」や「オーガニック」を早くから掲げてきたブルワリーで、地元農家とのつながりを大切にしながらビール造りを続けています。

Hopworksのビールは派手さよりもバランス重視。飲み疲れしない設計でありながら、ホップの魅力もしっかり感じられます。

PDX TAPROOMで特に人気なのが「Robot Panda Hazy IPA(ロボットパンダ)」です。ジューシーな果実感と柔らかな口当たりが特徴で、ヘイジーIPA好きなら一度は試していただきたい一杯です。

Robot Panda Hazy IPA

派手な流行を追うだけではなく、「地域と共に歩むブルワリー」という姿勢が、いかにもポートランドらしい存在です。

Gigantic Brewingは、ビールそのものだけでなくアートの世界観も含めて楽しませてくれるブルワリーです。

缶ラベルのデザインは毎回個性的で、まるでアート作品のよう。冷蔵庫に並んでいるだけで目を引く存在感があります。創業者のVan Havig氏とBen Love氏のユーモアや遊び心がビールにも反映されており、「真面目にふざける」ポートランドらしさを感じさせてくれます。

もちろん見た目だけではありません。IPA、スタウト、サワーエールなど幅広いスタイルを高いレベルで醸造し続けており、その品質の高さでも多くのファンを魅了しています

ラベルアートに惹かれて手に取り、そこからクラフトビールの世界にはまったという人も少なくありません。遊び心と確かな実力を兼ね備えた、ポートランドを代表するブルワリーのひとつです。

Kölschtastic 
Deschutes  写真提供:PDX

オレゴン州ベンドにあるDeschutes Breweryは、1988年創業の老舗ブルワリーです。小さなブリューパブからスタートし、現在では全米を代表するクラフトブルワリーの一つとして知られています。

代表作は「Black Butte Porter」。チョコレートやコーヒーを思わせる香ばしさと滑らかな飲み口が特徴で、創業当初から愛され続ける名作です。今なおDeschutesの顔として、多くのビールファンに親しまれています。

Deschutes Black Butte Porter

オレゴンのクラフトビール文化を語る上で欠かせない存在です。

そして最後はHair of the Dog。

ポートランドのクラフトビール史を語るうえで欠かせない伝説的ブルワリーです。

先日伝えられた創業者Alan Sprints氏の訃報に、多くのビールファンが衝撃を受けました。

特に長期熟成を前提としたボトルコンディションビールは世界中のビール愛好家から高く評価され、「ビールは熟成できる」という価値観を広めた存在でもあります

ブルワリーはその歴史に幕を下ろしましたが、彼が残したビールは今も生き続けています。

PDX TAPROOMには現在も「Cherry Adam」のボトルがあります。

Copyright© 2026 Hair of the Dog

時間とともに変化した複雑な香り。熟成によって生まれる深み。

秋の夜長にゆっくりと味わうには、これ以上ない一杯と言えるでしょう。

なお、ご紹介したBreakside、Hopworks、Gigantic、Deschutesは、PDX TAPROOMで常時いずれかの銘柄をオンタップしています。ポートランドを感じる一杯を、ぜひ店頭でもお楽しみください。

最寄り駅は、渋谷駅(JR線、東急線、京王線、東京メトロの計9路線が乗り入れ)。


宮益坂方面の出口に出て徒歩6分~10分位。渋谷駅に慣れてなければ、10分程度は余裕を持った方がいいと思います。

渋谷駅から明治通りを原宿方面へ徒歩10分。宮下公園を過ぎて一本東へ入る


東京駅からは、JR山手線で26分位。
新宿駅からは、JR山手線で3駅7分。

または、東京メトロの明治神宮前駅。駅から徒歩8分位。

Info

PDX TAPROOM
住所東京都渋谷区神宮前5-30-2 第一タカラビル2F >> GoogleMapで見る
電話03-6450-5455
営業時間月〜金 15:00〜23:00、土・日 12:00〜23:00

本文中にあるビールの在庫等はお店に直接 ご確認ください

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info@craftbeertransporter.com

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