Part.1





ラフトビールも地元での認知度だけでは、「売れる」決定的にならない時代に突入したかもしれない。


Jリーグは1993年スタートから33年、クラフトビールも1994年にスタートしてから31年が過ぎた。
〈地域×クラブ〉のビジネスモデルで経営してきたが、これからはいかに「応援したい」と思われなければ存続は難しい時代に 突入した。 2回に分けてレポートしています。

2026年はサッカーフアンにとっては 特別な意味を持ちます。

米国、カナダ、メキシコの共催で行われる2026年サッカー・FIFAワールドカップ(W杯)が来月6月にあるからです

スポーツブランドはもちろん ありとあらゆるブランドが大会に大きなに莫大な広告費用を投入しています。ビール関連では唯一 バドワイザーがスポンサーに名を連ねています。

同社は約7,500万ドル(契約時のレートで約100億〜103億円)のスポンサー契約を結んでいたと報じられています。

写真は前回大会時のもの 「ABInBev バドワイザー FIFAワールドカップ2022記念デザイン」

2026年の記念パッケージも今月から順次 発売されるようです。

バドワイザー公式XアカウントURL:https://x.com/budweiserjp

前回はカタール大会 基本的にアルコールはご法度の国だったので 飲酒については大きな制約下での大会でしたが、回はアメリカを中心にする大会です。ビールの消費量もきっと「半端ない」でしょうね。

2009年の第87回全国高校サッカー選手権で、対戦相手の主将が鹿児島城西高の大迫勇也選手(当時)を泣きながら絶賛したインタビューが発端となった流行語です。大会最多の10ゴールを記録し、その規格外のプレーがネットで拡散され、2018年には流行語大賞トップ10入りしました。 

さて 話題を国内Jリーグに向けます。

Jリーグはその誕生から地域との関連性が強くありました。

Jリーグは「地域密着」を理念とし、チーム名に必ずホームタウン(地域名)を含めることが規約で定められています

野球は「チーム名×企業名」

サッカーは「チーム名×地域名」

現在 「東京ヴェルデイ」と言うクラブは今から30年前はスポンサー企業である「読売」が冠に付いた「読売ヴェルデイ」と言うクラブ名だったことで当時社主だった渡辺恒雄氏が「企業名の消去」には真っ向反対だったことは有名な逸話です。(結果 読売はJリーグから脱退)

地域名」か「企業名」か?は現在でも大きな議論を呼ぶ一方で「集客」になると 野球の圧勝です

野球は年間80試合(ホームゲームは半数)です。

一方 サッカーは年間公式戦38試合 ホームゲームは半数の19試合しかありません。J1のカテゴリーであれば 1ゲームの観客数が4万にも及びますが、 J3ならホームゲーム19試合の入場者数は年間数万はザラです。

30年前に10クラブから始まったJリーグも 現在60クラブ。地域性を訴えるクラブも 一つの地元に複数のクラブが存在する群雄割拠の時代を迎えています一つの地域でサポーターを取り合っている現実もあります

このように 集客面では何かと苦戦するサッカーですが、数字以上に得られる体験があります。

それは地元のクラブを応援しながらの地元で作られたクラフトビールでの乾杯と言う最高の体験です。

J3のチームがJ2 J1と一緒にステップアップしていく道はこの上ない至福の時間、地域や選手と共に戦うことができます。

現在 60チームあるJリーグチームで 最も 集客に成功しているのは浦和レッズです。

2025年度の平均入場者数は37,350人(MAXは53,301人/MINは21,383人)

(サッカーDB/https://soccer-db.net/competition/attendance/1001/2025より引用)

今でこそ BIG チームの浦和レッズですが、Jリーグ発足当時の30年前は周囲から浦和レッズは「お荷物クラブ」と呼ばれていました

1993年のJ開幕から1994年まで、3期連続でリーグ最下位となり当時からのサポーターが必ず口にするのは「あんなに弱かったのに…」です

60チームに拡大したことで 現在多くのクラフトビールメーカーがコラボしています。

かし 単に売るがための ビールコラボと思えてしまう取り組みも正直 目に付きます。その辺りに薄っぺらいストーリーも 見透かされています。

地元の人たちに「好かれているかどうか」が一番大切になってきました。以前なら「地元のビール」を応援すると言うのが大きなモチベーションでしたが、今は それだけでは「購入」にはつながりません。

SNSで無闇に拡散したり、単に自社ブランドを認知を広げるための投資だけでは不十分です。

ましては ビールをクラブ名とダブルネームにするだけの、コラボでは不十分。

「ビールを愛する同様」にサッカー愛がないビールは 誰も美味しいとは感じないでしょう。

先ずは 筋金入り(hardcore)のサッカー&クラフトビールの関係から紹介します。

チームコラボとは別な角度からサッカーとクラフトビールの融合に挑戦しているブルワーも現れました。

U.B.P Brewery(浦和醸造所)は、「ビール×フットボールの文化を、浦和から世界へ。」という想いを込めた「URAWA BEER PROJECT」の頭文字で「U.B.P Brewery」です

サッカーの街」浦和を象徴するモニュメント

今回のプロジェクトでU.B.Pは、クラフトビールとフットボールをかけ合わせた新しい街の文化を「サッカーのまち・浦和」で実現しようとしています。その開発するビールはイギリスの伝統的な「リアルエール」です

クラフトビール基本の「キ」

リアルエール(Real Ale)とは、?

イギリス発祥の伝統的な製法で造られる、無ろ過・非加熱で樽内(カスク)で二次発酵・熟成させたビールですその特徴は "無炭酸" であること。クリーミーな口当たりでまろやかな味わいを楽しむことができ、一般的なビールよりも少し高めの常温に近い温度で提供されるのも特徴です。お店でハンドポンプを見かけたら、ぜひ お試しください。


この春、【リアルエール革命】と称し、持ち運び式ハンドポンプサーバー導入のクラウドファンデイングに挑戦、見事に目標を達成しています。

記事引用:https://camp-fire.jp/projects/905299/view

ギリス発祥のスポーツは多いですが、soccer(イギリス英語ではfootball)は競技人口およびサポーターも含め、愛好家ナンバーワンのスポーツですそんなfootball文化を浦和に根付かせるための挑戦がこの【リアルエール革命】ということでした。

現在 Jリーグはシーズン制移行に伴う 特別シーズン「明治安田Jリーグ百年構想リーグ」実施中。その浦和レッズは〈EAST〉グループで戦っているが4月29日現在で10チーム中7位と苦戦。なんと昨日28日付けでマチェイ スコルジャ(Maciej Skorża監督を契約解除した(余談すいません)

明治安田Jリーグ百年構想リーグ公式試合球『TSUBASA JPRO』はキャプテン翼とのコラボレーション

“浦和リアルエール革命”は、そんな本場イギリスに負けない文化を、リアルエールを通じて「サッカーのまち・浦和」に根付かせるための挑戦だったのです。

多くのブルワリーがクラブとのコラボをしています。

セレッソ大阪 × Derailleur Brew Works『HAT TRICK BERRYZ ROYALE』

右)「HIGH KICK ASS」 (左)「HAT TRICK BERRYZ ROYALE」©CEREZO OSAKA CO.,LTD.

東京ヴェルディ × OGA BREWING『1969BEER』

© 2026 TOKYO VERDY ,inc. All Rights Reserved.

ロアッソ熊本 × AMAKUSA SONAR BEER『roasso IPA』

Copyright © ATHLETE CLUB KUMAMOTO CO.,LTD. All Rights Reserved.

湘南ベルマーレ×サンクトガーレン『湘南ベルマーレビール』

Copyright © 2026 Shonan Bellmare. All Rights Reserved.

横浜FC×横浜ビール『Under The Sky Beer』

COPYRIGHT © YOKOHAMA FC. ALL RIGHT RESERVED.

FC東京×Far Yeast Brewing『FC TOKYO GOLDEN ALE』

Copyright Tokyo Football Club Co., Ltd. All Rights Reserved.

FC東京×ISEKADO『FC TOKYO PALE ALE』

Copyright Tokyo Football Club Co., Ltd. All Rights Reserved.

ガンバ大阪×箕面ビール『ソルティ グレフルおさるIPA』

©GAMBA OSAKA

サガン鳥栖×GAME BREW 『NUMBER 153』

©2017 SAGAN DREAMS Co.,Ltd. ALL RIGHTS RESERVED.

続く

U.B.P Brewery

https://www.instagram.com/u.b.p_brewery

明治安田Jリーグ百年構想リーグ

https://www.jleague.jp/special/2026specialseason/j1

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