「TRANSPORTR BEER MAGAZINE」は毎日更新しています。公開時刻は毎朝9時AMが基本(速くなったり、遅れたりはお許しください)。「ビールの朝刊」と覚えてください。この時間に読むと間違いなく朝からビールを飲みたくなりますので お気をつけください

"TRANSPORT BEER MAGAZINE" is updated daily. The publication time is generally 9 AM every morning (please forgive any variations in time). Remember it as "the morning beer newspaper." Be warned, reading it at this time will undoubtedly make you want to drink beer in the morning.


 3回連載の最終回。ぜひ お読みください

かなり核心に違いない。 結論から言うと、 「規模が大きくなりすぎた」 これは間違いなく一因です。 ただし、正確には、 “大きくなった設備を維持し続ける必要がある” これが本質です。 例えば Other Half Brewing や Tree House Brewing Company のようなトップブルワリーは、 爆発的人気だった2018〜2022頃に、 巨大設備投資 缶ライン導入 新拠点建設 タップルーム増設 人員拡大 をかなり進めました。 当時は、 「需要は永遠に伸びる」 と多くの業界が考えていた。 でも市場が変わった ところが2023〜2026で、 アメリカのクラフト市場は急激に変化します。 特に起きたのは、 IPAの“日常化” です。

昔は 「Other Half飲めた!」 がイベントだった。 今は、 どの州にもHAZY IPAがある。

つまり、 “希少性”が薄れた ブルワリー側で起きたこと 巨大化したブルワリーは、 毎週大量にビールを回さないといけない。 設備は止めても固定費がかかる。 例えば、 発酵タンク 缶ライン 冷蔵倉庫 人件費 ホップ契約 モルト契約 これらは、 「売れなくなったから減らします」 が簡単にできない。 だから輸出が合理的になる ここで海外市場が重要になる。 特に日本は、 高価格で売れる ブランド価値が高い 即完しやすい 品質理解がある ので、 「余剰分を安売りする市場」 ではなく、 “利益を維持できる市場” として機能する。

これが重要。 実は昔のトップブルワリーは“輸出したくなかった” 昔の The Alchemist brewery Tree House Brewing Company は、 むしろ 現地限定 手渡し 行列 巡礼感 (A sense of pilgrimage)をブランド価値にしていた。

 ©︎Tree House Brewing Company

「遠くまで来て飲め」 というスタイル。 でも規模が大きくなると、 それだけでは回らなくなった。 Tree Houseが象徴的 Tree House Brewing Company は元々、 「現地体験型ブルワリー」 だった。 でも今は、 ゴルフ場 複数拠点 大型レストラン エンタメ施設化 まで進んでいる。

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これはもう、 単なる“ローカルブルワリー”ではない。 一種の 「クラフトビール・テーマパーク」 になっている。 すると当然、 継続的売上 が必要になる。 でも面白いのは「悪いことではない」 よく 「昔の方が良かった」 と言う人もいる。 でも実際は、 設備投資のおかげで、 品質安定 缶品質向上 コールドチェーン強化 ラボ管理 酸化対策 も進化した。 だから今のトップブルワリーは、 昔より技術的には遥かに強い。 ただし副作用もある 規模拡大すると、 「ローカル感」 が薄れやすい。

昔のクラフトビールは、 小さい 地域密着 反商業主義 が魅力だった。 でも現在のトップブルワリーは、 かなり“企業化”している。 ここに違和感を持つファンもいる。 だから今アメリカで起きてるのは二極化 巨大人気ブルワリー 海外輸出 エンタメ化 ブランド化 と、 小規模ローカルブルワリー 超地域密着 クラシック回帰 コミュニティ重視 に分かれている。

実は日本も今後同じ道を辿る可能性がある 日本の人気ブルワリーも今後、 増産 缶流通 海外輸出 を進めると、 同じ問題に直面する可能性がある つまり、 「クラフトらしさ」と「成長」 をどう両立するか。 これは今、 世界中のクラフトビール業界が直面しているテーマです。

「謎を追求!」いかがでしたか?

※このテキストは田嶋本人の執筆によるものです

※このテキストは編集部が田嶋編集長の原稿を構成しています。写真や資料の引用についてはその引用先を明確にして、細心の注意を持って情報を取り扱っていますが、不備な点等 ございましたら何なりとご一報ください。訂正、又は削除致します。


 

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