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恐らく日本一売れているビールTシャツをご存知でしょうか?。 いや もしかしたら世界一売れているビールTシャツです。
本題に行く前に 少し予習をしましょう。
Tシャツの原型は、19世紀末から20世紀初頭にかけて登場したと言われています。
19世紀、ヨーロッパやアメリカで使われていた「ユニオンスーツ(UNION SUIT)」という全身を覆う下着が分割され、上下に分かれたのがTシャツの始まりです。これにより、動き易く、かつ洗濯し易いアンダーウェアとして活用されました。昭和の時代 「Tシャツは下着」という概念が一部にはあったように思います。
1920年代にアメリカの小説家のF・スコット・フィッツジェラルド(Francis Scott Key Fitzgerald/1896ー1940)が著作『この楽園の彼方(This Side of Paradise)』の中で「T-shirt」という言葉を使ったことが、この「T-shirt」と言う名称が普及しました。

その後、1913年〈NAVY〉ことアメリカ海軍が公式の下着としてTシャツを採用したことで、一気に広まりました。

1960年代になるとシルクスクリーン技術の進歩により、Tシャツにメッセージやイラストをプリントすることが容易になりました。これにより、Tシャツは個人や団体がメッセージを伝えるメディアへと進化しました。例えば、反戦運動や公民権運動のスローガンがプリントされたTシャツが登場しました。
そして 何と言っても1970年代から1980年代にかけて、バンドTシャツが音楽ファンの間で流行しました。例えば、ローリングストーンズやピンク・フロイドのTシャツは、音楽だけでなくその文化の一部として受け入れられました。
正確な情報はないのですが 世界一売れたバンドTシャツは1971年にミック・ジャガー(Michael Philip Jagger/1943ー)の発案によりジョン・パッシュ(John Pasche)がデザインした「Lips and Tongue」だという 都市伝説があるようです。

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ちなみに世界で最も売れているTシャツNo1ブランド、それはGILDAN社だそうです。
直近ではアパレルメーカーのうユニクロが「PEACE FOR ALL」はと言うチャリティTシャツプロジェクトを立ち上げていて、2022年6月のプロジェクト開始から約4年で1,000万枚以上の販売を突破しました。(2026年4月時点)。このプロジェクトの利益全額(約30億円)は国内外の支援団体へ寄付されています。

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ピカソとの初のコラボレーションTシャツ(2026年3月)
自分の個性や主義主張を表現する手段であり、他者とのコミュニケーションを図れる媒体とも言えるのがTシャツです。
「ビール大好き」を公言していらしゃる作家の村上春樹氏も 〈T-shirt freak〉のお一人。本文中にはしっかり「ビール関係」のT-shirtコレクションも掲載されています。

さて本題に進みましょう
日本一売れているビールTシャツはコレです。

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コロナ前の2019年度には約10億円だったオリオンビール関連グッズ全体の流通額は、コロナによる観光客の大幅減で2020年、2021年は約3億円まで落ち込んだそうですが、コロナ禍明けで観光客が戻り始めた2022年には約10億円に回復。その後は右肩上がりを続けて、2024年度に約30億円。そして、2025年度には60億円を突破しました。
この数字が「日本一売れているビールT-shirt」に違いないという根拠にあたる訳ですが、那覇のメインストリート国際通りや那覇空港を歩くと、オリオンTシャツを着ている人が必ず目に入ります。
沖縄を訪れる観光客の「ほぼ全員が知っている」と言っても過言ではないオリオンビールですが、多分 オリオンビールを飲まない人も このTシャツを着ています。
オリオンビールという企業がライセンス事業としてビール会社という枠を超えて目指すのは「ライフスタイルブランド企業」の姿
この数字が「日本一売れているビールT-shirt」に違いないという根拠にあたる訳ですが、那覇のメインストリート国際通りや那覇空港を歩くと、オリオンTシャツを着ている人が必ず目に入ります。
沖縄を訪れる観光客の「ほぼ全員が知っている」と言っても過言ではないオリオンビールですが、多分 オリオンビールを飲まない人も このTシャツを着ています。
同社がライセンス事業として目指すのは、オリオンビールが生活に溶け込んだ 「ライフスタイルブランド」の確立。
オリオンビールはキリン、アサヒ、サッポロ、サントリーの大手4社に続く 大手5社の順位としてカテゴライズされます。しかし このように「ライフスタイル企業を目指す」という、これこそ 大手4社には 真似のできないブランディング戦略です。
ANOTHR STORY
オリオンビールはクラフトビール企業ではありません。
しかし、オリオンビールがクラフトイズム(Craftism)のDNAから誕生したビールだ。と思う歌があります。その歌は、沖縄県石垣島出身のバンドBEGINの「オジー自慢のオリオンビール」です。この曲から感じ取れるのは「オジー(おじいさん)が自慢するほど昔から親しまれたビール」という歴史感です。
曲の終盤になると、「オジー自慢のオリオンビール♪」だった歌詞が、必ずと言っていいほど「ワッター自慢のオリオンビール♫」の替え歌になっています。ワッターとは「私たち」という意味。ニュアンスとしては「俺たち」のほうが近いかもしれません。

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事実 Tシャツ以外にも アウター、バッグといったアパレル関係を中心に、食品系の商品も誕生しています。ライセンス事業の契約社は、2025年の時点で約35社約750商品に上っています。
まさに「ライフスタイルブランド」ビール企業ですね。沖縄の言葉で「乾杯」は主に「カリー!」(嘉例!)と言います。
ぜひ 「ぐすーよー、カリーさびら(皆様、乾杯しましょう)」といきたいところですね。
本日のお題は「Beer as Media」でしたのに もう少しT-shirtの話題をさせてください。
西海岸を旅すると、今でもタイダイ染めのTシャツがスーベニアで売られています。

このTシャツの生みの親がGrateful Dead
1965年にジェリーガルシア(Jerome John "Jerry" Garcia/1942-1995)を中心に結成したロックバンドです。(1995年にジェリーの死をもってバンドは解散)
Grateful Deadはヒッピー文化を象徴するアーティストで、一部のアメリカ人にとっては演歌のような存在です。ポートランドが現代のカウンターカルチャー(counterculture/対抗文化)の流れを汲んだ街ならば 1960年代から1970年代にかけて、アメリカのカウンターカルチャーの拠点はサンフランシスコでした。そのカウンターカルチャーの象徴がGrateful Deadでした。
彼らの最大の特徴はライブ音源や写真を交換し合うことで、ファン同士に仲間意識を芽生えさせ、大きなコミュニティーを形成していき、そのヒッピー集団は〝デッドヘッズ〟(Deadheads)と呼ばれ、今でもそのコミュニティーは根強く存在しています。
ガルシア(Jerome John "Jerry" Garcia/1942-1995)を中心に結成したロックバンドです。
Grateful Deadはヒッピー文化を象徴するアーティストで、一部のアメリカ人にとっては演歌のような存在です。ポートランドが現代のカウンターカルチャー(counterculture/対抗文化)の流れを汲んだ街ならば 1960年代から1970年代にかけて、アメリカのカウンターカルチャーの拠点はサンフランシスコでした。そのカウンターカルチャーの象徴がGrateful Deadでした。
彼らの最大の特徴はライブ音源や写真を交換し合うことで、ファン同士に仲間意識を芽生えさせ、大きなコミュニティーを形成していき、そのヒッピー集団は〝デッドヘッズ〟(Deadheads)と呼ばれ、今でもそのコミュニティーは根強く存在しています。
Grateful Dead Juicy Pale Ale というクラフトビールはバンドが解散しても売れ続けています。

Dogfish Head Breweryの創業者サム・カラジョーネ(Sam Calagione)のような醸造家が提唱したことで知られているのが「エクストリーム」という概念。
この"Extreme"(過激)らしさがGrateful Deadとのコラボによって 脈々と息づいていると言う訳です。
そして生まれたクラフトビールがGrateful Dead Juicy Pale Ale です。
今回のMEDIA 編 “T-SHIRTS AS MEDIA”いかがでしたか?
最後に こんなサービスをご紹介して この回を終わりにします。
SUZURI(スズリ)のTシャツは、画像をアップロードするだけで誰でも簡単にオリジナルTシャツを作成・販売できるサービスです。自分のブランドのロゴをデータ送信して Tシャツの型を指定するだけ。
https://suzuri.jp サイトをご覧になるだけでも 見てください、参考になるはずです。

この写真はあくまでもダミーですが 実際にトライアルした方によると信じられないぐらいに 手軽にオリジナルT-shirtが完成するとのこと。ポイントは豊富なカラー(26色以上)と5.6オンス以上のタフな綿100%生地が特徴で、在庫リスクなしで受注生産・発送まで完結するという点。ご興味のある人はぜひ URLからサイトを見てください。
と言うことで 「“T-SHIRTS as MEDIA”」の回は終了。次回の「BEER is MEDIA」もお楽しみにしてください。

オリオンビール株式会社 ORION BREWERIES, LTD. 創業1957年
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沖縄県産ホップを採用し、沖縄ならではのクラフトビール。シークヮーサーを思わせる爽やかで上品な柑橘の香りが心地よく広がる一杯です。


