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なぜ21st Amendmentは「キリン傘下」と言われたのか?

“キリンと深く関係する流通・投資ネットワーク” には入っていた。 背景には、 Brooklyn Breweryとの関係があります。 2017年、 Brooklyn Breweryは21st Amendment Brewery Funkwerks へ少数出資・販売提携を行いました。

しかしその前年、 Brooklyn Breweryには Kirin Holdings が24.5%出資 していた。

いまさら聞けないクラフトビール基本の「キ」

スティーブ・ヒンディ(Steve Hindy)がブルックリン・ブルワリー(BrooklynBrewry)を創業したのは1988年。「アイ・ラブ・ニューヨーク」キャンペーンのロゴで知られるグラフィックデザイナーミルトン・グレイザ- (Milton Glaser)に、会社のロゴデザインを依頼しています。

このため当時アメリカのクラフト界隈では、 「21st Amendmentは実質キリン系では?」 という議論がかなり起きました。 ただし実際は“間接的” ここがポイント。

Brooklyn Brewery側は当時、 「Kirinは21st Amendmentへの投資には関与していない」 とかなり明確に説明しています。

つまり構造としては:

Kirin ↓(24.5%出資)

Brooklyn Brewery ↓(少数投資)

21st Amendment というかなり間接的な関係。 なので、 ABIのGoose Island KirinのNew Belgium SapporoのStone Brewingのような、 “完全買収型”とは全く違いました。

実際の運営主体は? 最後まで実質的な経営をしていたのは: Shaun O’Sullivan Nico Freccia 創業者チームです。

つまり、 「独立系クラフトのまま巨大化した」 という珍しいケース。

これはかなり重要。 なぜBrooklyn Breweryと組んだのか? ここも当時の時代背景がある。

2015〜2018年頃、 アメリカクラフト業界は: “全国流通戦争” の時代でした。

各社は: 物流網 ディストリビューション 他州販売 生産能力 を求めていた。 そこでBrooklyn Breweryは: 自社単独ではなく “クラフト連合”的ネットワーク を作ろうとしていた。 21st Amendmentは、 その西海岸側の重要ブランドだった。 でも結局うまくいかなかった。

理由はシンプル。

場が変わった からです。 当時は: 「全国ブランド化=成功」 だった。 しかし今は: ローカル重視 フレッシュ重視 Taproom文化 小規模回帰 へ完全に移行した。

つまり、 21st Amendmentは: “2010年代型クラフト成長モデル” の最後の世代だったとも言える。 面白いのは今回の復活 今回買ったのは、 巨大資本ではなく: Evil Genius Beer Company しかも彼らは: 工場を買わない ブランドだけ取得 Contract brewing活用 軽量運営 を選んだ。

これは完全に: “2020年代型クラフトモデル” です。

つまり21st Amendmentの歴史は、

第1章 独立系クラフトの成功 ↓ 第2章 全国展開・巨大化時代 ↓ 第3章 縮小してブランドを残す時代 という、 アメリカクラフトビール20年史そのものなんです。

Evil Genius Beer Company

URL:https://evilgeniusbeer.com/

編集長TAJI

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