過去すでに記載している編集記事のアイコンです。

2026年3月20日の「TRANSPORTERWEB版リニューアル以降 昨日100号を更新することが出来ました。これもひとえにみなさまのお陰です。ありがとうございます。そこで2014年の創刊以来過去人気の高かった(アクセス数が多かった)記事を再編集して お届けします。それがこの「再編集編」。その第一弾が「藤田こういちのベルギービール新書」です。

Since the renewal of the "TRANSPORTER" website on March 20, 2026, we were able to update issue number 100 yesterday. This is all thanks to you. Thank you very much.

以下再編集編 ぜひお読みください

ランビック(Lambic Beer)は一度その魅力を知ってしまうと離れられなくなってしまいます。

私(藤田こういちさんもその1人でランビックが大好きです。

今回はベルギービールの真骨頂とも言うべきランビックを取り上げます。

まず、ランビックについての知識を深めたい方は日本に素晴らしい本があります。

山本高之氏の著書その名も「ランビック」ご興味ある方は是非お求めください。

ランビック ―ベルギーの自然発酵ビール(2011年刊)

この本にはラ ンビックに関する歴史や、醸造に関するテクニカルな知識、あらゆるランビックの情報が詰め込まれています。今後これに勝 る書籍は出ないだろうと思います。ですので、今回は本当に触りと私の体験も踏まえて書きますので、少しでも興味を持って もらえたら嬉しいです。

ランビックを簡単に説明しますと 簡単には言い表せません、奥が深すぎて。

まず最初に皆さんが誤解している部分かもしれないのですが、 現在、ランビックは特別な存在として、ある種カリスマ的なビー ルになっていますが、その昔、ピルスナーなどのビールに台 頭される前はごく日常の飲み物だったということです。

僕が大好きなビアカフェの一つに、ブリュッセル中心から40 分くらいバスを走らせたところにある、

In de Verzekering tegen de Grote Dorst があります。

© 1962-2020 The Bulletin

ここは日曜日しか営業していません。 佇まいもさることながら世界中からビアギークが集まることで も有名なカフェです、しかしその反面、目の前の教会で日曜日のミサが終わるとおじさま、おばさまがカフェに流れ込んできます。また地元の方と思われる人もそれぞれ思い思いにランビックを飲んでいるのです。機会があればぜひ訪れてみることをおすすめします。

Pajottenland

ランビックの大きな特徴はブリュッセル近郊のパヨッテンラント(Pajottenland)と呼ばれる、ゼンヌ川を中心とした周辺地域で、野生酵母 やマイクロフローラ(Microflora/微生物、細菌群)を使用して、造られる 酸っぱいビールです。

小麦を使用すること、古いホップを使うことも特徴です。酸味を主とするランビックには苦味ではなく、 腐敗を防ぐためのホップの防腐作用のみが必要というわけです。

ランビックがなぜこの地域で作られているのか、それは不明ということなのですが、この地域でしか結果的に良いランビック が作ることができず、この地域の名物になったということが有力だそう。

実際には、この地域以外にもクールシップ(開放型の冷却槽)や野生酵母を使用してビールを醸造しているブルワリーがベルギーにもありますし、第一次世界大戦前は、ブリュッセルを囲む今よりも広い地域にたくさんの醸造所があったそうです。

いまさら聞けないクラフトビール基本の「キ」

ランビックはそのまま飲まれることは少なく、以下のようにブレンドされることが一般的です

Oude Gueuze 1〜3年のランビックをブレンドし、瓶内で二次発酵させたもの。シャンパンのような深い味わいと強い炭酸が楽しめます。

Kriek ランビックにさくらんぼを漬け込んで発酵させたもの。フルーティーな甘みと酸味が特徴です。

Framboise ラズベリーを漬け込んだ、鮮やかな赤色とベリーの芳醇な香りが際立つスタイル。

Faro 若いランビックに氷砂糖やカラメルを加えたもの。酸味が和らぎ、飲み口がマイルドになります

ランビックビール どこで買える?

ブラッセルズ

about:ベルギー15の小規模醸造所より直輸入。 全商品リーファーコンテナ(定温コンテナ)輸入。ビアバー・ブラッセルズ ブラッセルズは日本で1番最初にベルギービールバーをオープンしました。

アローム - クラフトビール専門店

Blend of Blueberry
and Plum
Brouwerij Boon / Oude Geuze Boon

著者  藤田 孝一(Koichi Fujita)さん 

この記事は2022年11月に書かれたものを編集部がリライトしたものです 情報等は当時のままです。

※このテキストは編集部が原稿を構成しています。写真や資料の引用についてはその引用先を明確にして、細心の注意を持って情報を取り扱っていますが、不備な点等 ございましたら何なりとご一報ください。訂正、又は削除致します。