transporter」人気の「旅とクラフトビール」シリーズ。今回の目的地はベトナム。ホー・チ・ミンはコンパクトで移動はウーバーやグラブ(Grab)で問題なし。欧米と比べるとホテルや食事代の安さに驚く

Enjoy! CraftBeer

正式国名 ベトナム社会主義共和国

(ハノイ・ホーチミン・ダナン)への成田・羽田発は5時間半〜6時間半が目安

ホーチミン(Thành phố Hồ Chí Minh )という街は、いまや東南アジアの中でも特に勢いのあるクラフトビール都市として知られている。中心となる1区に実力派ブルワリーやビアバーが密集しており、タクシー移動を前提にすれば驚くほど効率よく“飲み歩き”が成立する。

地元ではラガーが主流で、非常に安価(平均約80円)。代表的な銘柄は「333(バーバーバー)」、「ビア・サイゴン」、「ハノイビール」、「フダ(Huda)」。氷を入れて飲むのがローカルスタイルで、街中では「ビアホイ」

今回提案するのは、そんなホーチミンを最大限に楽しむための「5泊6日のクラフトビール旅」だ。

ビール、食、そして街の空気までをバランスよく味わえる構成にしている。

滞在の拠点は、まず立地を最優先に考えたい。

中でもおすすめなのがThe Reverie Saigon。

1区の中心に位置し、主要なブルワリーへは徒歩または短時間のタクシーでアクセス可能な、まさに“ビール旅の最適解”ともいえる存在だ。

もう少しデザイン性や雰囲気を重視するなら中でもおすすめなのがThe Reverie Saigon。

Hôtel des Arts Saigon も魅力的で、ルーフトップバーでの一杯は旅のハイライトになるだろう。

コストと快適さのバランスで選ぶならSilverland Yen Hotelも非常に優秀だ。

到着初日は、長旅の疲れを考えて軽めにスタートするのがいい。夜はPasteur Street Brewing Co.へ。ここはベトナムの素材を巧みに取り入れたビールで知られ、特にパッションフルーツなどのトロピカルなフレーバーは、この街ならではの個性を感じさせてくれる。最初の一杯で“ホーチミンらしさ”を掴むには最適な場所だ。

2日目は一気に王道へ踏み込む。

昼はベンタイン市場などを軽く散策し、夜のメインはHeart of Darkness Craft Brewery。

ここはホーチミンのクラフトビールシーンを語る上で外せない存在で、完成度の高いIPAから実験的なスタイルまで幅広く揃う。

続けて訪れたいのがBiaCraft Artisan Ales。国内外のビールが一堂に集まり、いわば“飲み比べの聖地”のような場所だ。この日は、量よりも種類を楽しむことを意識したい。

3日目はブルワリー体験に焦点を当てる。昼はEast West Brewing Co.で、醸造設備を眺めながらのランチ。ポートランドを思わせるクリーンで完成度の高いビールは、ベトナムのクラフトがすでに世界水準にあることを実感させてくれる。

4日目はローカルフードとビールの融合を楽しむ日。昼はPhở Hòa Pasteurで王道のフォーを味わい、夜はSecret Garden Restaurantへ。屋上の落ち着いた空間でローカル料理を楽しんだ後、気分に応じてビアバーをはしごするのもいい。ホーチミンの夜は、流れるように店を移動するのが心地いい。

5日目はあえて予定を詰め込まず、自由行動にするのがこの旅のコツだ

これまで訪れた中で気に入った店に再訪するもよし、新しいブルワリーを開拓するもよし。マッサージで体を整えてから夜に備えるのもおすすめだ。締めにはPizza 4P’s。高品質なピザとクラフトビールの組み合わせは、旅の最後をしっかりと満足させてくれる。

そして最終日は、軽くカフェで過ごしてから空港へ向かう。余韻を楽しみながら、この街のビール文化の豊かさを振り返る時間になるはずだ。

移動は基本的に配車アプリを使ったタクシーで十分。1区内であれば移動時間は5〜10分程度、料金も非常にリーズナブルで、ストレスはほとんどない。この“距離の近さ”が、ホーチミンのビール旅を特別なものにしている。

この旅の本質は、単なる飲み歩きではない。

トロピカルな素材を活かした独自のビール、急成長するローカルブルワリー、そしてそれらを受け入れる街のエネルギー。そのすべてが混ざり合い、日本やアメリカとは異なる新しいクラフトビール体験を生み出している。ホーチミンは今、“飲むために行く価値がある都市”として、確実に世界の中で存在感を高めている。

編集 W

TRANSPORTERへの広告のご用命は直接メールにて

info@craftbeertransporter.com

5泊6日 完全ビール旅プラン

DAY1|到着+軽めスタート
ホテルチェックイン
・夜:
→ Pasteur Street Brewing Co.
→ 軽くIPA&フルーツ系
DAY2|王道ブルワリー攻め
昼:観光(ベンタイン市場など)
夜:
・ Heart of Darkness Craft Brewery
・2軒目: BiaCraft Artisan Ales
→“飲み比べデー”
DAY3|ブルワリー体験系
昼:

(タンク見学+ランチ)
DAY4|ローカル×ビール融合
昼:
・ Pho Hoa Pasteur
夜:
・ Secret Garden Restaurant
→ その後クラフトビールバー流し
DAY5|自由行動(深掘り日)
おすすめ:
・お気に入り再訪
・新店開拓
・マッサージ+ビール スパ天国です(さらに安い)
夜:

→クラフトビール×ピザ
DAY6|帰国
・朝カフェ
・空港へ

■移動(タクシーまたはバイクタクシー)

・基本:Grab(配車アプリ)

・1区内移動:5〜10分

・料金:300〜800円程度

→“全部近いので回りやすい”

■この旅のポイント

・1区に集中=効率最強

・気温高い=セッション系多め

・フルーツビール文化が独特

→アメリカとも日本とも違う体験

Pizza 4P’s

本テキストは田嶋編集長が執筆しております

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