25 August 2026 vol.230
イベント情報と商品情報にフォーカスした〈EVENING EXPRESS〉は午後の更新です。


これまで、ビールの原料は誰がどこで、どんな想いで造っているか、考えをめぐらす機会はあまりなかったかもしれません。
ビールの基本原料の一つである麦芽や製麦前の大麦を主原料とする国産のアルコール飲料(ビールやウイスキーなど)は、国産原料の使用率がわずか「4%」にとどまっています。自給率が低い理由として、大麦を製麦(モルティング)するためのコストが大きな壁となっています。この製麦した麦芽を使用するビールの製法は、紀元前3000年頃からほぼ変わっていません。
そこで、国産大麦の活用にあたり大きな壁となっていた製麦という手法ではなく、日本や東洋の食文化の根幹である「麹」をビール醸造にも応用し、製造方法をアップデートしていきます
室町時代創業で日本の発酵食品の基幹インフラを担う種麹メーカー「ビオック」さんをパートナーとして、具体的に進めていきます。

| COEDO代表・朝霧重治(あさぎり しげはる)氏からのメッセージ |
| 6000年前に起源を持つビールは、中世ヨーロッパ期に現在の製法が確立されたものです。1516年のビール純粋令は、バイエルン王国(現・ドイツ)で、大麦麦芽とホップ、水から造るものと定められました。現存する世界最古の食品品質規格であり、以来世界のビール産業は基本的にこの製法に従ってきました。かたや、日本においても麹の用途開発は500年前の焼酎が最後でした。時を超えてビールと麹の歴史が今、変わろうとしています。日本の国菌である麹がグローバル化し、日本の創造力で世界のビール界を大きく変えるプロセスイノベーション。はじめの一歩の目撃者になってください。 |

この取り組みの先には、地域の耕作放棄地の活用やサーキュラーエコノミー(※)、国産大麦、テロワール、独自のエコシステムの確立を目指します。

(※)サーキュラーエコノミー(循環経済)とは、従来の「大量生産・大量消費・大量廃棄」という使い捨ての仕組みから脱却し、製品や資源を捨てずにぐるぐると循環させ、持続的に価値を生み出す新しい経済システムのことです。
醸造所の大麦は、2022年秋の麦秋音楽祭で皆さんと種を蒔いたあの大麦がさらに数を増やし、地域の遊休農地を活用しながら圃場も少しずつ広げています。自社栽培大麦に日本の麹を用いた、埼玉・コエド独自のビール造りに取り組んでいきたいと考えています。
OUT LINE
まだまだ試作段階ですが、テストバッチをリターンとしてご用意しました。
いつもは社内のみでテイスティングするものですが、原材料にあまり焦点が置かれにくいビールの視点を少し変えるきっかけになればと思い、皆さんとこの瞬間をシェアしたいと考えました。
クラウドファンディングはMakuakeにて、
以下のページにて8月26日10時より開始します。

▼プロジェクト詳細
https://www.makuake.com/project/coedo_kojiproject/
▼Makuakeプロジェクトページ(8月26日よりスタート)
https://project-base.site/lp/coedo_koji/

