
クラフトビールが“自己満足”になる瞬間

はじめに:その“こだわり”、誰のためですか?
「うちは無ろ過・非加熱にこだわっています」 「ホップは◯◯産だけを使っています」 クラフトビールの現場でよく聞く言葉です。 でも、あえて聞きます。 それ、売上に貢献していますか? 結論から言ってしまうと、こだわりは“武器”にも“負債”にもなると言うことです。
こだわりを「体験」に翻訳する。

シンプルです
伝わるこだわり=売上になる 伝わらないこだわり=コストになる 問題は「こだわりの有無」ではなく
価値 顧客価値に変換できているか?です
好調なブルワリーは“こだわり方”視点が違う 例えば このようなブルワリーは明確です
醸造、ホップ設計 → 超こだわる パッケージ → 超わかりやすい、
記憶に残る 味 → 誰でも“美味い”と感じる、また飲みたいと思わせる。
こだわりを「体験」に翻訳している。
一方で、売れないケース 酵母にこだわる 水質にこだわる 熟成方法にこだわる でも、 飲み手には違いが伝わらない???
「売れないこだわり」とは?

よくある“売れないこだわり”2つのポイント”
❶ 技術者しか分からないこだわり
特殊酵母 マニアックなモルト、ホップ比率 間違った俺流醸造 問題は お客様が理解できないビールではなく理解してもらえるビールなのか? シンプルに言うと美味いか?美味くないか?
❷ストーリーが弱いこだわり
古くからある醸造所は伝統はあるが、歴史がないのに、新しく作った醸造所が「伝統製法です」と言うところが多い。
そうなると で? となる。
共感できないと価値にならないのではないか?
売れているブルワリーの共通点 例えば ????????BREWING このタイプの強さ コンセプトが明確 味が分かりやすい 回転が速い つまり “こだわり”もあるが“選ばれやすさ”を優先
では、こだわりは捨てるべきか? 答えはNOです。
こだわり無しにクラフトビール無し しかし、、、
「こだわり無しにクラフトビール無し」 技術と情熱、個性は重要。
こだわりはこの3つで判断
❶差別化できているか?
❷顧客が理解できるか?
❸売上に転換できるか?
1つでもNOなら再設計が必要
危険な思考
「うちはこだわっているから売れるはず」のみ → 市場はそんなに甘くない
これからのクラフトビールの現実 市場は完全に変わっています 。
選択肢、醸造所の増加 一般消費者の理解はまだ浅い 結論 “伝わらないこだわり”はお客様に理解されない。
こだわりは必ず捨ててはいけない。
でもそのこだわり、自己満足で終わっていませんか?
信じるか信じないかはあなたの考え方次第です。 伸浩

