「そうだ!イギリスに行こう!」-From issue 28-
TRANSPORTER BEER MAGAZINE No.28(2020)
やっぱり人生に旅は必要じゃないですか?このような時期なので海外に旅に出る事は出来ませんがこれを見て旅行気分を満喫して下さい。さて今回はイギリスの旅をレポートします。イギリスと言えば!と僕からの視点ですが様々な場所をお伝えしていきます。それではレッツゴー!
福田 洋輔/ Yosuke Fukuda
株式会社ウィスク・イー Whisk-e Limited.
On-Trade sales Manager
ロンドンって街中を歩いているだけでも景色が絵になるんですよねー。最初に訪れたのは「BrewDog Soho」(写真❶❷)。BrewDog の代表作『パンクIPA』は今やイギリスで一番売れているクラフトビールにまで成長したブランドなんです! BrewDog Bar は感度の高いオシャレな若者達が集まり活気に溢れている、カルチャーのたまり場とも言えます。早速、ロンドンパンクIPA をいただきまーす、それにしても毎回飲み過ぎちゃうんですよね、ごくごくっと。
続いて訪れたのは「Old Bank of England」(写真❸❹❺)。こちらはなんと1888 年~ 1975 年まで銀行として営業をしていた建物をそのままパブにしたという歴史的建造物で飲める場所!クラシックな雰囲気の中、大好きなカスクエールをパイントでこれまた、ごくごくっとまあ飲みやすく『麦茶』みたいなもんですね。
その後はロンドンで最も有名なホテルと言われるSAVOY Hotel の「American bar」(写真❻❼)へ。こちらのメニューはとてもユニークで全て音楽に見立てており、20 種類あるカクテルメニューも20 SONGS と表現されておりメニューブックもおしゃれ!メインバーは満席だったため、ウエイティングバー。えっ、メインバーへのウエイティグバーって!初めての経験です。そこもいっぱいだったのですが、すさまじく人気の高いバーだったんですね、驚きました。それにしてもオーダーしたカクテルはどれも絶品!ここではゆっくりしっかりと飲みました笑
ロンドンっ子に絶大な指示を得ているサイダリー「HAWKES」(写真❽❾)へ。扱うのはロンドンで栽培されているリンゴを使用したアーバンオーチャードを軸に数種類の展開。味わいは果実感が口いっぱいに広がりまさに『デリシャス!!!』クラシックなものからカスクエイジド、色々な事をチャレンジしているのが感じられますそれにしても遊んでますねえ、クラフトソウルに満ち溢れたブランドでした。
次にロンドンの台所、バラマーケットへ移動。チーズ屋、 サラミ屋、魚屋など市場は様々なお店が集まり、たくさんの お客さんでいつも溢れてます!その中に「Borough Wines」 (写真➓⓫)というリカーショップがあるのですがワインもち ろんのこと、数多くのクラフトビールもより扱っています。
そしてバラマーケットの裏手にある可愛らしいブルーのペ インティングで包まれたビアバー「The Rake」(写真⓬⓭)へ。 ケグとボトル、缶と多彩なラインナップを提供しているので すがハンドポンプが多くここもまたクラシカルながら新しい カスクを多く提供しています、必ず行くべし!
日も暮れきてムードも高まったところでカクテルタイム に突入。まず訪れたのは高級ホテル、グルメ レストランが 建ち並ぶ高級地区、メイフェアに位置するThe Connaught Hotel 内の「Connaught Bar」(写真⓮)。こちらは“世界の ベストバー50”で2 位に入るほどの実力と人気!好きなフ レーバーやスパイスを伝えると、好みに合ったマティーニを 作ってくれる。自分はロンドンのジン「サイレントプール」 をチョイス。フレーバーが高く感動する程、素晴らしいマ ティーニでした!
酔いもマシマシになったところで最終目的地DUKES HOTEL 内の「DUKES BAR」(写真⓯⓰⓱)へ。
こちらでい ただくのはもちろん、ヘッドバーテンダー、アレッサンドロ 氏が腕を振るう世界で最も有名なマティーニ“デュークスマ ティーニ”。皆さんご存知の映画『007』のジェームズ・ボ ンドが愛するボンドマティーニを創り出した本人が目の前で 作ってくれる、それだけで感動マシマシですよね。ロンドン で蒸溜されている「セイクレッド・ジン」をステアせず、彼 の魔法の手によって作られるマティーニはスムーズで味わい 深い、芸術的なジンを二杯,ご馳走様でした。
その他の記事
-
植竹的視点 – “コラボレーションの定義” –
-
植竹的視点 -“ホップの香味について再検証”-
-
植竹的視点 -“ポスト・ホップ”を探せ-
-
植竹的視点 – “クラフトビールの定義” –
-
植竹的視点 Season2 -麦酒と書いてビールと読む。ビールは麦のお酒。-
-
植竹的視点 Season2 -ホップ製品進化論-
-
植竹的視点 Season2 -ブルワーってどんな仕事?-
-
植竹的視点 Season2 -もうすぐ工事着工です-
-
植竹的視点 -“クラフト” はどこまでサイエンスに歩み寄れるか-
-
植竹的視点 -クラフトビールの価格について再検証-
-
植竹的視点 -「一年が経過してみて」-
-
植竹的視点 -「表現型としてのビール作り それに至る思想」-
-
植竹的視点 -「足るを知れば今日より明日は ちょっとイイ日になる」-
-
植竹的視点 -「試される大地からの挑戦」-
-
植竹的視点 -「綺麗なビールとはなんぞや? 再考クリアネス」-
-
植竹的視点 -「地ビールはクラフトビールへと進化し、 そして再び地ビールに回帰する、かも?」-
-
植竹的視点 – 「切っても切れない水とビールの関係性」-
-
植竹的視点 season2 -トロントからの現地リポート-
-
植竹的視点 season2 -改めて感じるブランディングの重要性-
-
植竹的視点 Season2 -もしかすると “ビールを作るのは難しい” という時代は終わったのかもしれない-
-
植竹的視点 Season2 -日本に帰ってきました-
-
植竹的視点 Season2 -醸造設備についてのアレコレ-
-
植竹的視点 Season2 -絶対に忘れちゃいけないのは、ビールは酵母が作るということ-
-
AMERICAN BEER COLUMN #1 スーパーマーケット編
-
AMERICAN BEER COLUMN #6 -「どうなる?アメリカクラフトビール2017」-
-
AMERICAN BEER COLUMN #7 -「アメリカ西海岸ビールのススメ」-
-
AMERICAN BEER COLUMN #8 -ビールの入れ物の話-
-
AMERICAN BEER COLUMN #9 -アメリカビール片手にアメリカ式BBQのすすめ-
-
AMERICAN BEER COLUMN #10 -時代は缶ビール!<缶ビールの裏話編>-
-
AMERICAN BEER COLUMN #11 -クラフトなレストラン-
-
AMERICAN BEER COLUMN #12 -アメリカンフードトラック-
-
AMERICAN BEER COLUMN #13 -アメリカ式BBQ伝授編-
-
AMERICAN BEER COLUMN #14 -『Meet the Brewer』には参加してみよう!編-
-
AMERICAN BEER COLUMN #15 -アメリカのブリュワリーを日本から応援しよう!編-
-
AMERICAN BEER COLUMN #16 -アメリカで流行中!りんごのお酒「サイダー」に注目!編-
-
AMERICAN BEER COLUMN #17
-
AMERICAN BEER COLUMN #18 -年明けからHazy に埋もれよう!-
-
AMERICAN BEER COLUMN #19 -「アメリカ最先端を楽しむ」編-
-
AMERICAN BEER COLUMN #20 -「アメリカのブリュワリーの今」編-
-
AMERICAN BEER COLUMN #2 -クラフトの競争編-
-
AMERICAN BEER COLUMN #3 「アメリ『缶』クラフトビール」
-
AMERICAN BEER COLUMN #4 「アメリカ式クラフトビールイベント事情」
-
AMERICAN BEER COLUMN #5「休日スタイル」
-
藤田こういちのベルギービール新書1 -ベルギービール、トラディショナルとクラフトの波-
-
藤田こういちのベルギービール新書 2 -ALL AROUND SAISON セゾンビールのホント?のところ-
-
藤田こういちのベルギービール新書 3 -「BXL Beer festレビュー」新たな一歩-
-
藤田こういちのベルギービール新書 4 -地味なビールの話 Forward to the Basic-
-
藤田こういちのベルギービール新書 5 -(ベルギービールの)真骨頂ランビックとその未来-
-
藤田こういちのベルギービール新書 6 -今だから、トラピストビール-
-
藤田こういちのベルギービール新書 7 -ベルギー出張 珍道中? 【前編】-
-
藤田こういちのベルギービール新書 8 -ベルギー出張 珍道中? 【後編】-
-
AMERICAN BEER COLUMN #21 -「アメリカの今・どうなるコロナ禍での生活」編-
-
AMERICAN BEER COLUMN #22 -「アメリカビール好きはすごくポジティブ!」編-
-
AMERICAN BEER COLUMN #23 -「ビール界の女子パワー」編-
-
AMERICAN BEER COLUMN #24 -「気分はアメリカ★ 夏とハードセルツァーが楽しみすぎる」編-
-
AMERICAN BEER COLUMN #25 -「チーズ作りの隠し味がビール?!」編-
-
AMERICAN BEER COLUMN #26 -「日本のスーパーがアメリカの品揃え?! キーワードは「種類」だ!」編-
-
藤田こういちのベルギービール新書 11 -ローカルの行方-
-
藤田こういちのベルギービール新書 9 -ベルギービールの賞味期限〜ボトルの美味しさ〜-
-
藤田こういちのベルギービール新書 10 -ビール と 人-
-
藤田こういちのベルギービール新書 12 -意識して飲むということ-
-
藤田こういちのベルギービール新書 13 -ビールは死なない-
-
加地争論 KACHI SOURON!! -第一回「作り手と売り手」-
-
Ryo’s EYE -From issue 15-
-
Ryo’s EYE -From issue 16-
-
加地争論 KACHI SOURON!! -第三回「IS THAT REAL JUDGEMENT?」-
-
加地争論 KACHI SOURON!! -第四回「Monster Beer Geeks」-
-
SUB CULTURE -思い立ったら旅にでよう-(From Issue14)
-
SUB CULTURE 思い立ったら旅にでよう -From issue 15-
-
SUB CULTURE 思い立ったら旅にでよう -From issue 16-
-
Ryo’s EYE -From issue 17-
-
SUB CULTURE 思い立ったら旅に出よう(海外編) -From issue 17-
-
SUB CULTURE 思い立ったら旅に出よう(国内編)-From issue 17-
-
Ryo’s EYE -From issue 18-
-
SUB CULTURE 思い立ったら旅に出よう -From issue 18-
-
Ryo’s EYE -From issue 19-
-
SUB CULTURE 思い立ったら旅に出よう -From issue 19-
-
SUB CULTURE 思い立ったら旅に出よう(海外編) -From issue 20-
-
SUB CULTURE 思い立ったら旅に出よう -From issue 21-
-
SUB CULTURE 思い立ったら旅に出よう -From issue 22-
-
SUB CULTURE 思い立ったら旅に出よう -From issue 23-
-
『クラフトビールを学ぶ旅』 -From issue 22-
-
ミッドナイトシャッフル -From issue 22-
-
『クラフトビールを学ぶ旅』 -From issue 23-
-
昼からBeer Talk!! #2 Edited by Europe -From issue 04-
-
『クラフトビールを学ぶ旅』 -From issue 24-
-
SUB CULTURE 思い立ったら旅に出よう -From issue 24-
-
昼からBEER TALK!! #3 Edited by Beer Pub -From issue 05-
-
『クラフトビールを学ぶ旅』-From issue 25-
-
B 〜美味しいビールが引き寄せる ローカルコミュニティとしての 大人の社交場〜 -From issue 28-
-
昼からBEER TALK!! -From issue 06-
-
“GO TO BRUSSEL” -ブリュッセルに行こう!-
-
New England Area Beer Trip -From issue 14-
-
BREWDOG HISTORY 10th Anniversary -クラフトビール界の革命児と言われたジェームズワットの10年の軌跡-
-
GO TO BELGIUM! -伝統と革新の国ベルギー!-
-
一人旅をしよう ソウル編
-
「そうだ!タンパに行こう」 -From issue 26-
-
北出食堂 -From issue 27-
-
「そうだ!ウエストコーストに行こう!」-From issue 27-
-
ヨーロッパ最前線
-
CBC & WBC -CRAFT BEER CONFERENCE & WORLD BEER CUP-
-
Beer Festival & BIJ Summary -From issue 13-
-
心赴くままにロンドンへ・・・前編
-
PORTLAND OREGON USA
-
PORTLAND OREGON USA -SOUR SOUR SOUR-
-
European NOW!! -“ヨーロッパの今”-
-
1 BEER × 1 FOOD
-
PORTLAND OREGON USA -DO YOU KNOW GROWLER?-
-
COEDO Craft Beer 1000 Labo
-
加地争論 KACHI SOURON!! -第二回「樽返却から見る常識・非常識」-
-
ベルギーに「インスパイア」されたビールとは?