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CBC & WBC -CRAFT BEER CONFERENCE & WORLD BEER CUP-

TRANSPORTER BEER MAGAZINE No.11(2016)

2022年 11月 14日 10時 02分 投稿 802 Views

Craft Beer Conference

 Brewers Association( 以下BA)が主催するCraft Beer Conference は主にアメリカのブルーパブやブルワリー関係者が一堂に集う業界イベント。毎年場所を移して開催され、また2 年に一度World Beer Cup も同時開催される。ブルワリーの品質とパフォーマンスを向上させるために様々なテーマで講義やセミナー、イベントが行われ、Brew Expo というトレードショーも開催、「ビールに関わる」という名目も多岐に渡る。アメリカ全州はもとより、今や世界各国からビール業界関係者の集まるビッグイベントで、CBC を楽しみに待つブルワーも少なくなく、今年で記念すべき20 周年。来年は4月10日から13日までワシントンD.C. で行われることが既に決定。

 

BREW EXPO

 ブルワリーのタンクやその他醸造関 Reception Party連機材はもちろん、瓶詰機や缶詰機、ケグのメーカー、ベルトコンベアのメーカー、モルトやホップの商社、瓶や缶のメーカー、ラベル印刷の会社、パブの設備関連、タップ設置や大型冷蔵庫、アパレルメーカーはもちろん、グラスウェア、オープナー、タップハンドル、ネオンサイン、タッカー、文房具などなど枚挙に遑がない。ほんの少しでもブルワリーに関わっていれば出店がOK なようだ。随所にビールを提供してくれるスポットが設置され、飲みながら内覧、商談が可能。さながらビール専門の「フーデックス」。

Reception Party

 レセプション・パーティーが名物となっており、過去には動物園や博物館、アメフトのスタジアムなど、一風変わった場所で行われるのが最近の傾向。今年はなんとフィラデルフィア美術館をまるまる貸し切っての開催! 映画「ロッキー」でトレーニングのためにロッキーが駆け上る美術館正面階段は「ロッキー・ステップ」と呼ばれ、その名残で階段下にはロッキーの銅像が設置されている。展示内はさすがに飲食物の持ち込みは禁止なものの、常設展、企画展、共に展示品を自由に見て回ることが可能。もちろん外のテントや館内のいたる所に各社のスタンドがあり様々なビールが提供される。

 

 

WORLD BEER CUP

 今年はビールのオリンピックやアカデミー賞とも揶揄される WBC も開催。全96 カテゴリー。発表のたびにあちこちで歓声が上がる。今年は日本のブルワリーが数多くコール!!

 

デビルクラフト

アーチデビル・インペリアルスタウト

( イングリッシュスタイル・インペリアルスタウト部門/金賞)

《 伊勢角谷麦酒 》

ゴールデンドラゴン

( セッションビール部門/銅賞)

いわて蔵ビール 》

オイスタースタウト

( エクスペリメンタルビール部門/銅賞)

《 箕面ビール 》

スタウト

( クラシック・アイリッシュスタイル・ドライスタウト部門/金賞)

《 那須高原ビール 》

ナインテイルズフォックス2006

( エイジドビール部門/金賞)

アサヒ

ザ・ドリーム

( ライトラガー部門/銀賞)

《 小西酒造KONISHI ビール 》

有馬ジャパンエール

( エクスぺリメンタルビール部門/金賞)

シャトーカミヤ・牛久ブルワリー 》

サクラ満開ラガー

( ハーブ&スパイスビール部門/金賞)

ヤッホーブルーイング

IPA2016

( アメリカンスタイル・ストロング・ペールエール部門/銀賞)

     

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