SUB CULTURE 思い立ったら旅にでよう -From issue 16-
TRANSPORTER BEER MAGAZINE No.16(2017) 出会い、新たなる発見を求めて ふらっとどこかに出かけてみたい。 勿論ビールなしの旅など考えられない!
南米もクラフトビールは熱い!
ブラジルクラフトビールの勢いは正直すごい。2016 年2 月に行った時にすでに日本追い越されちゃうかも~と感じた。Chopp は生ビール、Cerveja は瓶ビールのこと。Choperia が増えていて、街中にブルーパブもどんどんできている。新しいスタイルを消化してきれいに作るブルワリーが増えている。① サンパウロだったらダントツEmpório Alto de Pinheiros。国内外のクラフトの揃えがよい。周りにビアバーも多く、バーホッピングが楽しい。②リオだとPub Escondido がおすすめ。美しいコパカバーナビーチにある。国産クラフトが豊富、海に似合うセッション多めのセレクト。観光客エリアで、早朝と夜は治安悪くなるので注意。
① Empório Alto de Pinheiros
R. Vupabussu, 305 – Pinheiros, São Paulo – SP, 05429-040
+55 11 3031-4328
http://www.eapsp.com.br/
② Pub Escondido
Rua Aires de Saldanha, 98 -Copacabana, Rio de Janeiro -RJ, 22060-030
+55 21 2522-9800
http://www.pubescondidoca.com/
河辺 牧子
(Makiko Kawabe)
六本木にある国産クラフトビールバー 「ANT ‘N BEE」産休中店主
趣味は旅行と食べ歩き。
https://www.facebook.com/antnbee/
私の人生を変えた街ニューヨーク。
人生や価値観まで変えなくとも、ビール観を豊かにしてくれる場所を3つご紹介します。触れて欲しいのはローカルラブ♡そう地元愛。① Other Half Brewing: 最寄り駅Smith-9th 駅からマンハッタンを眺めた景色が素敵だから昼に行ってください、出色の出来栄えのビールが永遠になるから。②Roberta’s Pizza:マンハッタンでは置くことが出来ないピザ窯を構えた倉庫リノベーションの洒落た店は、ローカルラブなビールに出会える。③ Bli nd Ti ger:ブレーカーズストリート横にあるビールの名店。ラインナップは現地のものが多いですが、様々なタップテイクやイベントを行っています。ピークタイムの人混みは圧倒されること間違いなし。って ゆ お話(小笑)
林 ゆうや
(Yuuya Hayashi)
ウォータリングホール マネージャー
http://wateringhole.jp
台湾クラフトシーンはABC(アメリカ・ボーン・チャイニーズ)が牽引
台湾は温暖な気候上、穏やかかつ、マイペースな国民達に支えられている国。日本から台湾に渡ったことのある人の多くが、時間の流れ方が日本と違うと感じるほど、ゆるやかな空気感が漂い、アットホームなお国柄です。クラフトビールシーンでは、欧米、欧州からの移民や、いわゆるABC と呼ばれる“帰国子女”を中心にブームの火付け役となっていて、今のところは富裕層や意識の高い人たちを中心に爆発的なブームの広がりを感じますが、若者の平均的な賃金は日本の賃金と比べて1/3以下と言われているのが現状の中、ビール一杯が、1 日分の食費なんてこともザラ。まだまだ一般層にまで認知が届いていないというのは、数年前の日本を感じさせます。ブルワリーは若者が多く、とてもエネルギッシュでクリエイティビティ。未知の可能性をひしひしと感じました。温暖な気候を生かした南国特有のトロピカルフルーツを使ったビールなど、台湾の特色を生かしたビールに今後も注目していきます。
荘 東 諺
(Tougen Sou)
JBT-Brew & Trade
撮影地 TAIHU BREWING ZANGMEN BREWERY
東海岸なら一度は行くべき場所!
仕事柄アメリカに行くことが多い のですが、今年初めて訪れたのがフィラデルフィア! アメリカ独立宣言の地でもありヨーロッパ系の移民が多いこの街は歩いているだけでもその多様性に魅了 されます。街中のウォールアー トも素敵。そして歩き疲れたら やっぱりビール!フィラデルフィ アの位置するペンシルバニア州 には約250 のブルワリーがあり ますが、何といってもオススメは 「Tired Hands Brewing」同醸造 所には2つのTap Room があり、ヨーロピアンで落ち着いた雰囲気の「Tired Hands Brew Cafe」と The American な「Tired Hands Fermentaria」2つは距離が近いのでハシゴもオススメ。フードも パブフードではなくレストラン寄りなので満足度◎です。そして何よりビールの味!ファームハウスエールにフォーカスするこの醸造所のビールは心地よく繊細、そして独創的…!(笑)言葉にすると陳腐ですがとにかく最高ですよ。ビール好きならココに訪れる だけでもフィラデルフィアに来る 価値アリ!もう一軒いきたい場合 は全米で初めてベルギービール を提供したと言われる「Monk’s Cafe」、シメにはやっぱりフィリーステーキサンドがオススメ!
Tired Hands Brew Cafe
16 Ardmore Ave Ardmore, PA 19003
(610) 896-7621
Tired Hands Fermentaria
35 Cricket Terrace Ardmore, PA 19003
(484) 413-2983
半田 成
(Naru Handa)
AQ ベボリューション アメリカ&ヨーロッパより 最高品質のクラフトビールをお届け!
www.aqbevolution.com
伝統からクラフトまでビールを楽しめるドイツ
「先日5 日間ドイツへ行きました。回った醸造所は12 軒、レストラン含めると20軒は回りました。幾つかご紹介するとアウグスブルクにあるRiegele はドイツでは珍しく9種類飲み比べセットがあり伝統からクラフトまで楽しめます。バンベルクのスモークビアで有名なSchlenkerlaも見学出来、醸造長のクノッブさんは陽気な方で突然の訪問でも笑顔で迎えてくれた。CREW REPUBLIC は間もなくタップルームをオープンするそうで、是非行って欲しいです。Schneider やPlank にも行く事ができ最高の1 週間!インポーター様のおかげで5軒の醸造所見学を行くことができ充実しました。ここに書き切れないアレコレは是非お店まで!僕の話を聞いて下さい(笑) 」
藤村 怜史
(Satoshi Fujimura)
ドイツビールバーBAKU-YA スタッフ
https://www.facebook.com/bakuya.kanda/
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