.Sublime – What I Got

10夜連続でお届けする田嶋編集長による「僕とクラフトビールの20年」 第3夜

Rogue Ales (Newport, Oregon) 

Transporter Beer Magazine 特別編 編集長の夏休みの思い出と、なぜかクラフトビール。

10回に分けてお届けする、僕とクラフトビールの20年。

クラフトビールの仕事を始めようと思ったことは、一度もなかった。

少なくとも、最初から「これを仕事にしよう」と思っていたわけではない。

振り返ってみると、きっかけはもっとずっと前にあった。 高校生の頃の夏休み。 スノーボード。 アメリカ。 古着。 洋服。 旅。 そして、なぜかいつもそこには、一枚のかっこいいビールラベルがあった。

第3夜

飲んだビールはまずかった。

お気に入りのT ほぼ全色所有 https://www.japanbeertimes.com/2025/05/bad-beer-is-the-enemy-t-shirt/?lang=ja

でも、なぜか買っていた。

その翌年。 またオレゴンへ行った。

当時は、確か1ドル80〜100円くらい。 今では考えられないほど円が強かった。

洋服。 靴。 おもちゃ。 スノーボード。 何もかもが安く感じた。

アルバイトをしていた店から仕入れを頼まれ、買ってきた服や靴を日本で販売したこともあった。 オレゴン州は消費税がない。 スノーボードの板を何十枚も買った。 今思えば、本当にいい時代だった。 そして、ついに手に取った。 あのビール。 Rogue Dead Guy Ale。 何年もスーパーで見ていた、あの格好いいラベル。 6本セットを買った。

そして一口。

「……マズい。」

「……苦い。」

それが最初の感想だった。 それでも、買った。 美味しくないのに。 なぜかラベルが好きだった。

当時はBudweiserがケースで買えば、1缶30円くらいだった記憶がある。

ビール自体を「美味しい」と思っていたわけでもない。 それでも、Dead Guy Aleを買った。

今思えば、ここが最初の一歩だったのかもしれない。

まさか約20年後、それを仕事にすることになるとは。 当時の僕が知るはずもない。

ちなみに、当時はなりたかった職業は建築設計士だった。ただ〈ものづくり〉が好きだったから。

明日〈第4夜〉に続く (更新は19時前後を予定しております

【略歴】 田嶋伸浩

向かって左端です

2013年よりクラフトビール専門誌『TRANSPORTER BEER MAGAZINE』発行人となる。
2017年ベルギー発修道院ビール『CHIMAY』と契約、ジャパンマーケテングを担当。その後もクラフトビール業界において幅広く活動、会社顧問商品開発、店舗開発,コンサルティング、ブランドプロデユース、デザイン、広


2018年伊勢角屋麦酒顧問就任

2019年FAR YEAST BREWINGアドバイザリー就任
2021年鎌倉ビール顧問就任
FAR YEAST BREWING TOKYO 店舗開発
伊勢角屋麦酒 八重洲店・新宿店・新橋店 店舗開発
株式会社なんつね飲食部門オリジナルビール企画店舗監修
BLACK TIDE BREWING 合同会社 代表社員
株式会社FUKUOKA CRAFT 代表取締役
株式会社ライフコーポレーションでのオリジナルビール企画、デザイン。
スーパーマッケット オオゼキでのオリジナルビール企画
株式会社RETTY でのクラフトビールイベント企画。
株式会社日テレ7でのオリジナルビール企画、アドバイザリー。

本日のおまけ動画(編集長が1990年代へビーチューンした曲)

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