Smash Mouth – Walkin’ on the Sun

10夜連続でお届けする田嶋編集長による「僕とクラフトビールの20年」 ついに第8  

初めて「クラフトビール」という言葉につながった瞬間

photo by transporter

Brooklynで友人の家に居候をしている1ヶ月間で、初めて「クラフトビール」という言葉につながった。そのきっかけはBrooklyn Lagerブルックリンラガー)でもあった。

目黒に引っ越して、生活がまた変わった。 夜22時から朝8時まで、中目黒駅近くの松屋で働く。 昼間は寝る。 午後から友人のアパレルブランドの事務所へ。 服を作る。 グラフィックを作る。 Macintoshでデザインする。 そんな生活を1年間続けた。

そして、東京へ出てきて1年。 アパレルブランドを立ち上げることになった。 その後、ヨーロッパへも行くようになった。

パリ。 オランダ。 ニューヨーク。 そしてBrooklyn。 友人が住んでいたBedfordへ。 昼は服や古着。 夜はビールとパーティー。 そこで飲んだのがBrooklyn Lagerだった。

毎日のように飲んだ。 ある日、友人が言った。 「そんなにビールが好きなら、近所に新しいブルワリーができたから行ってみれば?」 行ってみた。 Red Hookエリアにあった Sixpoint Brewery。

一人で歩いて、バスに乗って、ブルワリーの門を叩いた。

すると、ブルワーが出てきた。 ツアーをしてくれた。 そして、 「仕事終わったら、みんなで飲まない?」 と言われた。 4人で飲んだ。 そこで初めて、いろいろな話を聞いた。 「うちのビールも美味い。でも、他にも美味しいブルワリーはたくさんある。」

「Coloradoへ行ったらOscar Bluesを飲んだほうがいい。」

「Stone。」

「Victory。」

「Dogfish Head。」

今でも覚えている。

そして、その時に初めて気づいた。

初めて理解した「ローカルビール=クラフトビール」。

https://blindtigerchs.com/

それまで僕にとってビールは「格好いい飲み物」だった。

この日から、少しずつ「文化」になっていった。

さらに紹介されたのが、ManhattanのBlind Tiger。

翌日から、毎日のように通った。

スタッフに聞く。

客に聞く。

おすすめのブルワリーを聞く。

ビールの飲み方を教えてもらう。

そして、ある日。 スープとビールを合わせた。 

「スープとビール?」 と思った。 でも、飲んでみる。 美味い。 酸味と塩味。 温かさと冷たさ。 その組み合わせに驚いた。 この経験は、後々、自分のビールとの向き合い方に大きな影響を与えることになる。

【略歴】 田嶋伸浩

向かって左端です

2013年よりクラフトビール専門誌『TRANSPORTER BEER MAGAZINE』発行人となる。
2017年ベルギー発修道院ビール『CHIMAY』と契約、ジャパンマーケテングを担当。その後もクラフトビール業界において幅広く活動、会社顧問商品開発、店舗開発,コンサルティング、ブランドプロデユース、デザイン、広告、関連の仕事を数多く行なっている。
2018年伊勢角屋麦酒顧問就任

2019年FAR YEAST BREWINGアドバイザリー就任
2021年鎌倉ビール顧問就任
FAR YEAST BREWING TOKYO 店舗開発
伊勢角屋麦酒 八重洲店・新宿店・新橋店 店舗開発
株式会社なんつね飲食部門オリジナルビール企画店舗監修
BLACK TIDE BREWING 合同会社 代表社員
株式会社FUKUOKA CRAFT 代表取締役
株式会社ライフコーポレーションでのオリジナルビール企画、デザイン。
スーパーマッケット オオゼキでのオリジナルビール企画
株式会社RETTY でのクラフトビールイベント企画。
株式会社日テレ7でのオリジナルビール企画、アドバイザリー。

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