SUB CULTURE 思い立ったら旅に出よう(国内編)-From issue 17-
TRANSPORTER BEER MAGAZINE No.17(2018) 特別番!今度は日本国内 身近にふらっとビールな旅! 明日にでも新たな出会いを求めて
音楽とクラフトビールの勧め
1865 年にビア・アンド・コンサートホールが横浜に開業して以 来、音楽とともにビールを楽しむ文化は発展してきた。大正時 代のダンスホール、昭和のビアガーデン、近年では野外ロック フェスなど。私は飲食店のマネー ジャー職のかたわら、音楽活動 を行っていて、国内外とわず様々 な場所でライブをやります。去年、今年と参加させてもらった志賀高原で行われているSMBL (スノーモンキービアライブ)は、 国内屈指のブルワリーとアー ティストが集結する祭典で、ま さに、音楽とともにビールを楽 しむ文化の最高峰のトリップが、そこにありました。“音楽を聴きながら飲むビールはおいしいと感じる”と、本場ベルギーの大学が研究結果を発表しており、最終的な美味しさの判断に、良質な音楽は欠かせないのかもし れません。
今谷 忠弘
(Tadahiro Imatani)
SIDEWALK STAND /マネージャー ホテルニュートーキョー主宰
http://sidewalk.jp/
http://www.hotelnewtokyo.com/
北海道はクラフトビール天国!
あちこち旅をしている私を「おかえり」と迎えてくれる場所はいくつ かありますが、最もお気に入りの 場所は北海道です。季節を問わず 訪れています。この地に降り立つ と必ず立ち寄るのは、登別。温泉 ももちろん格別なのですが、“のぼ りべつ鬼伝説地ビール”(わかさい も本舗登別東インター店内)に向 かいます。中に入るとガラス越し にビール工場を見ることができる お土産店には無料試飲コーナーも あり、2 階のレストランではビール を楽しむことができます。タイミン グが合えば名物醸造長・柴田さん にもお会いできるでしょう。江別 にある“NORTH ISLAND BEER” は札幌市内にビアパブがあり、店 内はいつも賑やかです。限定ビー ルもいち早く楽しめ、ビールはも ちろんフードも絶品です。近くに は“月と太陽ブルーイング”もあり、ここでも自家製ビールが楽し めます。南富良野では堤野氏によ る“忽布古丹(ほっぷこたん)醸造” も開設。さらに楽しみが増えます ね!夏には“SAPPORO CRAFT BEER FOREST”というビアフェ スが市街地から30 分というオフ シーズンのスキー場で行われます。 このロケーションはまさに北海道 ならでは!ぜひ一度は参加してほ しいビアフェスの一つです。大規 模なビアガーデンの開催など、ビー ル文化が身近な札幌。老舗ビアパブや個性的なビールが揃うこ の土地はコンパクトなのでパブク ロールもしやすいです。
成田 希美
(Nozomi Narita)
Beer Catalyst(ビールを楽しくするひと) 放浪癖は不治の病 ビールを楽しくするお仕事募集中
https://www.facebook.com/nozomi.narita
敢えての東京のお店。(笑)
こちらのオーナーさんとは、お店を始める前からビールのお店に一 緒に飲みに行って、いっぱい打合せを重ねた。元々、カレーのお店を新宿・新橋でやっておられて、 クラフトビール愛に溢れている方 なので、直ぐに僕の事も理解して 頂けたと思う。僕にとってケツの座りの良い店、居心地良いお店の一つである。当時、あまり知ら なかった「ネパール料理」の美 味しさとクラフトビールの組合せ は斬新でした。東京で、異国情緒。 ( 笑)
神田『ヒマラヤテーブル』 http://himalaya-table.info/
牧寺 美樹
(Miki Makidera)
クラフトビールシステムの提案・施工 ホシザキ東京株式会社
makidera-miki@hoshizaki.co.jp
うしとらブルワリー 『設備で見るビール造り。』
栃木県下野市にあるブルワリー。 クラフトビールを飲んでいる人な ら一度は耳にしたことのあるブルワリーでしょう。このブルワリーのブルーハウス(仕込み設備) は『しもつけ麦酒』廃業後に取 り残されていたドイツのKaspar Shultz 社製のものを修理して使用している。発酵タンクなどの温 度管理は『キリンエンジニアリン グ』のシステムを導入しており、 かなり繊細な発酵管理も行えます。きれいなパーツの並べ方など でそこのブルワリーの性格が伺え ます。工場見学ができる、工場開 放デーを不定期で行っているので 是非行ってみてはいかがでしょう か?
入江 匠
(Takumi Irie)
入江農園 所属 農家
https://www.facebook.com/ nagareyamashiitake/?ref=bookmarks
「都のビール」は美味しくなりました!
今年の少し幸せのことは京都へ2 度行くことだった。外国人にとって、 京都は素晴らしい観光地です。他のところにないお寺、お料理、舞妓さんなどによる京都は本当にユ ニークな場所ですね。以前、京都 へ数回行ったことがありますが、今年は何と10年ぶりでした。10年 前の京都は「美味しいビール砂漠」 であり、少し怪しいイングリッシュ バーしか無かった。しかし、現在の京都のクラフトビールシーンはイキ イキして素晴らしい「ビール観光地」 となっています。特に好きな場所は 下記の3 つの場所です。 ① .Kyoto Brewing:以前から京 都ブルーイングのビールのファンで す。そして今年、醸造所にお邪魔し ました。近鉄十条駅少し遠いけど行 く価値は絶対にある。週末だけタッ プルームはオープンされ、比較的に 安い値段でKyoto Brewing の本当 に美味しいビールをいただきます。 醸造所の前のパーキングで集まる お客さんにコミュニティー感があり、 見知らない方々と気軽にお喋りが出 来ます。kyotobrewing.com/# ② . 高野麦酒店 TAKANOYA:今 年オープンしたTAKANOYA は 「BEER PUB Takumiya」の姉妹店 です。TAKANOYA は改造された古 い町屋に位置してインテリアが格好 いいです。厳選されたアメリカや日 本のクラフトビールがあります。 http://takanoya.business.site ③ .Bungalow:やっぱり、日本に行けば国産クラフトビールを飲みた い。そのためBungalow は最高で す。ビールメニューは日本のクラフトビールのみ(かな?)であり、美 味しいビールばかりです。インテリアは僕の好みであり、他のお店より少し安いのでとってもおすすめ! http://www.bungalow.jp
レッド・ギレン
(Red Gillen)
オレゴンビール、ワイン、サイダーや スピリッツ専門「オ州酒ブログ」のファウンダー
www.oshuushu.com
www.facebook.com/oshuushu @oshuushu
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