「TRANSPORTER BEER MAGAZINE」は毎日更新しています。公開時刻は毎朝9時が基本「ビールの朝刊」と覚えてください。この時間に読むと間違いなく朝からビールを飲みたくなりますので お気をつけください

"TRANSPORTER BEER MAGAZINE" is updated daily. The publication time is generally 9 AM every morning (please forgive any variations in time). Remember it as "the morning beer newspaper." Be warned, reading it at this time will undoubtedly make you want to drink beer in the morning.

バナバサSNSより転載

鎌倉には素敵な飲み屋が多くありますが、鎌倉ビールの先代今村仁さん(現在代表のお父上)のアドバイスで誕生したクラフトビールの“角打ち”があります。

一人のクラフトビール好きな若者が ある日 鎌倉ビールの今村仁さんを訪ねました。

© 1998-2026 kamakura-beer brew Co.

日本一“黄昏”が似合う街 鎌倉で誕生した〈SUNSET IPA〉は人気の「ROUTE134」ビールシリーズ第2弾

彼は グラウザー(Growler)を輸入することを生業にしていました。

メーカー名はDRINKTANKS® と言うブランドです。

DRINKTANKS®は Growler 業界に革命を起こそうと2013 年にオレゴン州ベンドで創業しブランドです

Copyright 2026 © Sun Trading Japan Inc.

個人輸入に近い形でDRINKTANKS®社と取引を始めたのが井伊乃士さん 

バナバサSNSより転載

外資系のアウトドアメーカーに在籍した経験を活かし、アウトドア用品のディストリビューターとして独立するも、最初は繋がりもなく、アメリカで開催される展示会などを地道にまわるところからのスタートだったそう。

そんな時に、目にしたのが米国「DRINKTANKS®」社のビール専用ボトル・グラウラーでした。生ビールを持ち運べるグラウラーというプロダクトに可能性を感じた井伊さんは日本に広めたいと思うようになりました。

クラフトビールのことならと その業界の大先輩 地元鎌倉の重鎮、鎌倉ビールの今村仁さんを頼ろうとコンタクトを取りました。

願わくば 「鎌倉ビールにも卸したい」ぐらいの気持ちだったそうです。しかし 今村さんは 一息 井伊さんの話を聞いた後 意外なことを話したそうです

「鎌倉でクラフトビールの“角打ち”をしたら受けると思うな」と今村さん。

今村さんが鎌倉ビールを起業する前、ご実家は大正時代から続く 老舗の今村酒店でした

今村酒店は“角打ち”の店ではなかったけれど、街の社交場のような存在で ワンカップや缶ビールを軒先で勝手に飲んでいて、その光景が 今村さんの記憶に深く刻み込まれていたらしく、そんな記憶の一欠片を井伊さんに話しました。

井伊乃士さん

井伊さんも その会話で閃くものがあったらしい。

昔は酒屋さんに大徳利を持って日本酒を買いに行く文化がありました。

五合徳利 天目酔源造

他にも味噌や豆腐の量り売りなど、日常の中で定期的に顔を合わせて言葉を交わす機会がありました。失われつつある、そんなコミュニティーをこの場所でつくれたら、という想いもあったんです。

古い街 鎌倉には そんな酒店の角打ち文化も残っていて、井伊さんも 何回となく立ち寄ったことがあった。「角打ちで飲むビールは最高です。」

そんな言葉に響いた井伊さんの行動は素早かった。

保健所に向かい、飲食店の許可について調査をする

すると角打ちは「飲食」の免許でなく、「喫茶」の免許が必要なことが判明した。

この二つの免許は似て非なるもの、この「飲食」と「喫茶」では全く違うことが理解でき、早速店作りがスタートした

いまさら聞けないクラフトビール基本の「キ」

飲食店営業許可…アルコールを含むドリンク類を提供したり、食事メニューを充実させたい場合想定ケース/雑貨も販売するレストラン、有料試飲や角打ちを取り入れるリカーショップ

酒屋として、酒類の店舗販売に必要なのは「一般酒類小売業販売免許」。一方、角打ちのため飲食スペースを店内に設ける場合は「飲食店営業許可」が必要です。こで角打ちを取り入れたい場合、販売スペースと飲食スペースを明確に区切る必要があります。この仕切りは壁以外に、ついたてやパーティション、レイアウト次第で許可が下りる場合も。販売スペースと飲食スペースの面積やレイアウトなどは行政の指導を受けながら進めます。請を出す自治体によっても申請の状況が異なる場合があります。工事自体は器用な人なら自分でできるレベルなのですが 申請は しっかりとした段取りが必要です。場合によっては地元の保健所が丁寧に相談にのってくれますので、味方にすることが得策でしょう。

角打ちは未開栓のお酒を購入し、店内の立ち飲みスペースで飲むスタイルです。お店側はグラスに注ぐなどの「提供」は行わず、お客様が自ら開栓して飲みます。乾きもの(未開封の缶詰やスナック菓子など)のみ提供可能です

かつて、仕事帰りのサラリーマンが酒屋の店先でコップ酒を煽っていた「角打ち」。

バナバサSNSより転載

それが鎌倉で蘇る ノスタルジーだけではない。 2019年にオープンした現代的にアップデートされた角打ち『バナバサ ビール+ギャラリー(VANAVASA BEER + GALLERY)』がその姿だった。

鎌倉の御成通りを路地に入った場所に、半分は酒販店、もう半分はギャラリー店内の半分を占めるギャラリースペースでは、写真や雑貨のポップアップイベントが途切れることなく常に開催されています。

バナバサSNSより転載

「この店を酒販店という形にしたのは、ビールの『計り売り』をもっと広めたかったから=グラウザー(Growler)カルチャーなんです。

70〜80種類のクラフトビールが並ぶショーケースが置かれています。

鎌倉ビール醸造株式会社 創業1997年(前身は大正時代から三代続くまちの酒屋「今村酒店」)

VANAVASA BEER+GALLERY
住所:神奈川県鎌倉市御成町2-8-1B鎌倉駅より徒歩3分
営業時間:12:00〜20:00
@ vanavasa_kamakura

DRINKTANKS® 

©︎DRINKTANKS® 

※このテキストは編集部が原稿を構成しています。写真や資料の引用についてはその引用先を明確にして、細心の注意を持って情報を取り扱っていますが、不備な点等 ございましたら何なりとご一報ください。訂正、又は削除致します。

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